システムズ・デザイン---1Q増収、システム開発事業は順調に推移
システムズ・デザイン<3766>は9日、2024年3月期第1四半期(23年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.5%増の22.72億円、営業利益が同9.7%減の0.72億円、経常利益が同8.8%減の0.74億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同12.0%減の0.39億円となった。
システム開発事業の売上高は前年同期比6.2%増の12.56億円、営業利益は同55.5%増の0.56億円となった。前期に引き続き主要顧客のシステムリプレース、ローコード開発ツールを活用した開発業務が好調であり、子会社の業績も堅調であったため、売上、利益共に順調に推移した。
アウトソーシング事業の売上高は同0.3%増の10.15億円、営業利益は同63.7%減の0.16億円となった。子会社も含め、前期、営業利益を大きく押し上げていた新型コロナウイルス関連の特需が収束したこともあり、売上はほぼ同水準を維持したものの、利益は減少する結果となった。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比0.1%増の94.21億円、営業利益は同33.6%減の3.90億円、経常利益は同34.2%減の3.98億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同39.1%減の2.31億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ