大王紙が後場動意づく、4~6月期最終益2.4倍で中間期計画を超過
大王製紙<3880>が後場に動意づき、年初来高値を更新した。この日、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。最終利益は前年同期比2.4倍の33億800万円と大幅な増益となり、中間期の計画(10億円)を上回ったことが材料視されたようだ。
売上高は同10.0%増の1620億1300万円だった。価格改定が奏功した一方、海外では中国でベビーケア分野の販売が減少。東南アジアもベビーケアの価格改定による販売減が響いた。あわせて同社は、連結子会社のいわき大王製紙におけるボイラーの再建計画を発表。設備投資額は概算で190億円とし、25年に運転を開始する。
出所:MINKABU PRESS
売上高は同10.0%増の1620億1300万円だった。価格改定が奏功した一方、海外では中国でベビーケア分野の販売が減少。東南アジアもベビーケアの価格改定による販売減が響いた。あわせて同社は、連結子会社のいわき大王製紙におけるボイラーの再建計画を発表。設備投資額は概算で190億円とし、25年に運転を開始する。
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