フォーバル---1Qは増収・2ケタ以上の増益、全事業部門が増益に
フォーバル<8275>は9日、2024年3月期第1四半期(23年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.8%増の143.28億円、営業利益が同150.8%増の4.46億円、経常利益が同74.9%増の5.32億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同329.6%増の2.53億円となった。
フォーバルビジネスグループの売上高は前年同期比15.6%増の72.32億円、セグメント利益は同187.9%増の1.74億円となった。アイコンサービスやビジネスフォンの販売が増加した。
フォーバルテレコムビジネスグループの売上高は前年同期比5.5%減の51.20億円、セグメント利益は同88.0%増の1.83億円となった。新電力サービスが減少したものの、前年同期は電力の仕入れ価格上昇の影響を受けた反動で増益となった。
総合環境コンサルティングビジネスグループの売上高は前年同期比74.7%増の13.05億円、セグメント利益は0.33億円(前年同期は0.28億円の損失)となった。太陽光発電システムやLEDの販売が増加した。
その他事業グループの売上高は前年同期比6.7%増の6.70億円、セグメント利益は同9.3%増の1.18億円となった。セミナーやIT技術者の派遣事業が増加した。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.1%増の620.00億円、営業利益が同22.8%増の30.00億円、経常利益が同10.4%増の30.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.1%増の19.00億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ