レゾナックが大幅続伸、今期65円配予想と最終赤字幅縮小の見通しが株価刺激
レゾナック・ホールディングス<4004>が大幅続伸した。8日の取引終了後に23年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終損益の赤字幅の見通しをこれまでの460億円から370億円(前期は307億9300万円の黒字)に修正した。未定としていた年間配当予想は前期と横ばいの65円としたことも買い安心感をもたらし、株価を刺激する材料となったようだ。
1~6月期の売上高は前年同期比6.1%減の6161億2600万円、最終損益は198億1700万円の赤字(前年同期は326億1200万円の黒字)だった。半導体の生産調整やデータセンター需要の低迷を背景に、半導体・電子材料セグメントが大幅な減収となったほか、原油価格の下落によるケミカルセグメントの減収も響き、売上高は計画を下回った。半面、為替差益の影響などを背景に、最終損益は計画を上振れて着地した。通期の業績見通しは上期の実績を反映し、売上高は1兆3400億円から1兆2700億円(前期比8.8%減)に予想を引き下げている。
出所:MINKABU PRESS
1~6月期の売上高は前年同期比6.1%減の6161億2600万円、最終損益は198億1700万円の赤字(前年同期は326億1200万円の黒字)だった。半導体の生産調整やデータセンター需要の低迷を背景に、半導体・電子材料セグメントが大幅な減収となったほか、原油価格の下落によるケミカルセグメントの減収も響き、売上高は計画を下回った。半面、為替差益の影響などを背景に、最終損益は計画を上振れて着地した。通期の業績見通しは上期の実績を反映し、売上高は1兆3400億円から1兆2700億円(前期比8.8%減)に予想を引き下げている。
出所:MINKABU PRESS