プロパティエージェント---1Qは2ケタ増収・大幅増益、DX不動産事業が2ケタ増収・大幅増益に
プロパティエージェント<3464>は7日、2024年3月期第1四半期(23年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比89.5%増の152.89億円、営業利益が同158.1%増の18.35億円、経常利益が同170.5%増の17.52億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同165.1%増の11.66億円となった。
DX不動産事業の売上高は前年同期比90.1%増の147.68億円、営業利益は同131.7%増の22.09億円となった。不動産投資会員数は16万人超と着実に増加しており、安定収益投資商品としての収益不動産の強いニーズが継続している。当第1四半期連結累計期間における商品別の提供数は下記の通りとなった。
・新築マンションブランド「クレイシア」シリーズ等:243戸
・中古マンション:144戸
・新築コンパクトマンションブランド「ヴァースクレイシア」シリーズ等:62戸
・都市型アパートブランド「ソルナクレイシア」シリーズ:1棟
また、ストック収入のベースとなる管理戸数も着実に拡大し、賃貸管理戸数4,327戸・建物管理戸数4,744戸となり、ストック収入も着実に増加している。
DX推進事業の売上高は同58.9%増の5.24億円、営業損失は0.49億円(前年同期は0.31億円の利益)となった。顔認証プラットフォームサービスにおけるソリューション導入の拡大や他社DXを推進するDX支援(クラウドインテグレーションサービス、システム受託開発等)の拡大に注力し、順調に新規受注を拡大したことにより売上高は大幅に増加し、先行投資として費用が多く計上される結果となった。
2024年3月期通期の連結業績予想については、前期比12.7%増の420.00億円、営業利益が同14.4%減の25.00億円、経常利益が同15.8%減の21.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.9%減の13.10億円とする期初計画を据え置いている。
《SO》
提供:フィスコ