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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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8130 サンゲツ

東証P
2,905円
前日比
+3
+0.10%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
15.5 1.57 5.16 8.75
時価総額 1,720億円
比較される銘柄
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<動意株・2日>(大引け)=サンゲツ、サイフューズ、和田興産など

 サンゲツ<8130>=後場急伸し年初来高値更新。この日、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比16.8%増の452億4900万円、最終利益は同43.5%増の37億9800万円となった。売上高と各利益は第1四半期としては過去最高を更新したといい、好調な業況を評価した買いが集まった。国内インテリア事業では22年10月に実施した値上げの効果が出たほか、主要商品の壁紙の販売数量が伸長。リアテックやガラスフィルム、フロアタイルなどの販売拡大も寄与した。

 サイフューズ<4892>=反発。この日、PHCホールディングス<6523>傘下のPHCと、再生・細胞医療分野での業務提携に関する基本合意書を締結したと発表し、手掛かり視されたようだ。血糖値測定システムにおけるPHCのオリジナルトレーサビリティーシステムを活用。サイフューズの再生医療等製品の商業化に向け、生産体制の構築に取り組む。提携関係を通じたバリューチェーンの拡充により、研究開発の促進や新たな製品の創出などの効果も期待する。

 和田興産<8931>=異彩の上値追い。株価はきょうまでの直近12営業日でサイコロジカルライン11勝1敗とほぼ一直線の上げ足を示し異彩を放っている。独立系で兵庫県を地盤に分譲マンションや戸建て住宅を展開するが、開発したマンションや戸建ての売却が進み、足もとの業績は好調に推移している。24年2月期第1四半期(3~5月)の営業利益は前年同期比51%増の17億5400万円と大幅な伸びを達成した。通期見通しも従来予想の36億円から41億円(前期比6.6%減)に上方修正している。また、指標面でもPBRが0.4倍台で低PBR株への資金シフトの流れを捉えている。

 アイ・アールジャパンホールディングス<6035>=一時ストップ高。物色人気集中で底値圏上放れ。同社は株主判明調査や議決権争奪戦略立案など企業の株主対応支援ビジネスを展開し、業界トップの実績を有する。足もとの業績は大型プロジェクトの増加などを受けて利益の伸びが顕著となっている。1日取引終了後に発表した23年4~6月期営業利益は前年同期比45%増の8億9600万円と急拡大、これを材料視する買いを引き寄せている。株価は6月以降約2カ月にわたり底値ボックス圏でのもみ合いを続けていたことで、売り物がこなれていた面もあり、その分上値が軽くなっている。

 IMAGICA GROUP<6879>=急伸、一気に年初来高値を更新。1日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高が前年同期比19.8%増の237億9700万円、経常利益は同28.9%増の3億9400万円だった。同社株は7月半ば以降、売りが目立つ展開が続いていたが、2ケタの増収増益で着地したことを好感した買いが入り、株価は25日移動平均線を上抜けて上伸した。映像コンテンツ事業では、劇場映画や動画配信事業者向けの大型作品を計上。映像制作技術サービス事業では、デジタルシネマ向けのサービスなどが堅調に推移した。

 山崎製パン<2212>=大幅続伸で新高値。1日取引終了後に23年12月期の業績予想の修正を発表、最終利益は従来計画の150億円から200億円(前期比62%増)に大幅増額した。原材料コストの上昇を製品価格の値上げで相殺する一方、低価格品の投入で需要を取り込むことにも成功、利益の伸びが会社側想定を上回って推移している。これを好感する買いが集中する格好となった。株価は週明けにマドを開けて大幅に水準を切り下げたが、25日移動平均線をサポートラインに下げ止まり、きょうは同移動平均線を足場に一気に切り返す展開となっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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