外為サマリー:米国債の格下げを受け一時142円70銭近辺まで下押す
2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=143円08銭前後と前日の午後5時時点に比べて40銭弱のドル高・円安となっている。
1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円34銭前後と前日に比べて1円00銭強のドル高・円安で取引を終えた。米長期金利が上昇するなか、日米の金利差に着目したドル買い・円売りに押し上げられるかたちで一時143円55銭まで上伸した。
ただ、この日の早朝に大手格付け会社フィッチ・レーティングスが米国の外貨建て長期債格付けを最上位の「トリプルA」から「ダブルAプラス」に引き下げたことが伝えられ、東京市場ではドル売り・円買いが先行。午前6時50分過ぎには142円70銭近辺まで下押す場面があった。とはいえ、時間外取引の米長期金利に大きな影響が出ていないことからリスク回避の動きは一巡し、午前9時00分ごろには再び143円台を回復した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0996ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=157円34銭前後と同60銭強のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円34銭前後と前日に比べて1円00銭強のドル高・円安で取引を終えた。米長期金利が上昇するなか、日米の金利差に着目したドル買い・円売りに押し上げられるかたちで一時143円55銭まで上伸した。
ただ、この日の早朝に大手格付け会社フィッチ・レーティングスが米国の外貨建て長期債格付けを最上位の「トリプルA」から「ダブルAプラス」に引き下げたことが伝えられ、東京市場ではドル売り・円買いが先行。午前6時50分過ぎには142円70銭近辺まで下押す場面があった。とはいえ、時間外取引の米長期金利に大きな影響が出ていないことからリスク回避の動きは一巡し、午前9時00分ごろには再び143円台を回復した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0996ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=157円34銭前後と同60銭強のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS