三菱UFJが強さ発揮、4~6月期最終利益4.9倍化で押し目買い誘う
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が全般地合い悪のなか強さを発揮、小幅ながらプラス圏で売り物をこなしている。1日取引終了後に発表した23年4~6月期決算は最終利益が前年同期比4.9倍となる5583億8900万円と大幅な伸びを達成した。通期の最終利益見通しは1兆3000億円を据え置いているが、第1四半期時点で対通期進捗率が43%に達している。これを好感する形で買いが優勢となっている。株価は週明け7月31日に1163円の年初来高値をつけた後ひと押し入れているが、低PBRで配当利回りが高いことで押し目買いを誘導、下値抵抗力を発揮している。
出所:MINKABU PRESS
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