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話題株ピックアップ【昼刊】:マキタ、キッセイ、旭有機材

■マキタ <6586>  4,591円  +604 円 (+15.2%) 一時ストップ高   11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 マキタ<6586>が急反発し一時ストップ高の4687円に買われ年初来高値を更新している。7月31日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算で、営業利益が163億1100万円(前年同期比7.1%増)と増益で着地したことが好感されている。各国での金融引き締めによる住宅需要の低迷や建築・建設投資の抑制などにより販売が低調に推移し、売上高は1844億5500万円(同5.6%減)となったが、為替が円安で推移したことに加えて、販管費が減少したことで増益を確保した。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高6800億円(前期比11.1%減)、営業利益550億円(同94.7%増)の従来見通しを据え置いている。

■キッセイ薬品工業 <4547>  3,450円  +440 円 (+14.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率4位
 キッセイ薬品工業<4547>が大幅続伸した。31日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高が前年同期比18.6%増の193億1300万円、経常利益が同3.4倍の27億1200万円だった。経常利益は中間期の計画(15億円)を上回っており、材料視された。医薬品事業は、昨年度に発売した潰瘍性大腸炎治療薬「カログラ錠」などが伸長。輸出売上高や国内販売提携先供給額も増加した。利益面では増収効果に加えて、研究開発費を中心とした販売費及び一般管理費の減少も寄与した。営業外収益として有価証券評価益、特別利益として投資有価証券売却益を計上した。

■旭有機材 <4216>  4,945円  +540 円 (+12.3%)  11:30現在  東証プライム 上昇率6位
 旭有機材<4216>が大幅高で、年初来高値を更新した。同社は7月31日取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比97.0%増の40億7400万円となり、上半期計画65億円に対する進捗率が62.7%となっていることが好感されているようだ。売上高は同25.5%増の210億3700万円で着地。主力の管材システム事業で、樹脂バルブなど基幹製品の販売が堅調だったことが寄与した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■日本調剤 <3341>  1,338円  +134 円 (+11.1%)  11:30現在  東証プライム 上昇率7位
 日本調剤<3341>が大幅に3日続伸し、年初来高値を更新した。同社は7月31日取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比78.9%増の15億9600万円となり、上半期計画の14億円を超過したことが好感されているようだ。売上高は同9.6%増の818億4800万円で着地。前期の出店効果や処方箋枚数の増加などから、主力の調剤薬局事業が好調だったことなどが寄与した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■牧野フライス製作所 <6135>  6,320円  +630 円 (+11.1%)  11:30現在  東証プライム 上昇率8位
 31日に決算を発表。「上期経常を一転21%増益に上方修正、通期も増額」が好感された。
 牧野フライス製作所 <6135> [東証P] が7月31日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の58.3億円に急拡大した。併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の54億円→84.3億円(前年同期は69.5億円)に56.1%上方修正し、一転して21.2%増益見通しとなった。
  ⇒⇒牧野フライス製作所の詳しい業績推移表を見る

■中国塗料 <4617>  1,360円  +129 円 (+10.5%)  11:30現在  東証プライム 上昇率10位
 中国塗料<4617>がカイ気配スタート。31日の取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績と配当予想を見直した。最終利益の見通しを45億円から84億円(前期比2.2倍)に上方修正したほか、年間配当予想を37円から68円(前期比33円増配)に引き上げ、好感されたようだ。今期の売上高予想は据え置いた。販売価格の適正化や高付加価値製品の販売が進み、海外では原材料価格が軟化傾向に推移していることも相まって、想定以上に採算が改善することが見込まれるという。また、中国の連結子会社が保有する上海第2工場の売却による固定資産売却益約25億円を、第4四半期(24年1~3月)において特別利益として計上する予定で、影響を業績予想に織り込んだ。4~6月期の売上高は前年同期比24.7%増の264億8900万円、最終損益は17億2900万円の黒字(前年同期は4億6100万円の赤字)となった。

■コムチュア <3844>  2,223円  +203 円 (+10.1%)  11:30現在
 31日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は26%増益で着地」が好感された。
 コムチュア <3844> [東証P] が7月31日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比26.3%増の8.6億円に伸び、4-9月期(上期)計画の15.8億円に対する進捗率は54.4%に達し、5年平均の43.0%も上回った。
  ⇒⇒コムチュアの詳しい業績推移表を見る

■マースGHD <6419>  3,310円  +295 円 (+9.8%)  11:30現在
 マースグループホールディングス<6419>が続急伸している。7月31日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算で、営業利益が27億8800万円(前年同期比9.3倍)と大幅増益となり、上期計画の同28億円をほぼ達成したことが好感されている。売上高は83億5900万円(同2.4倍)となった。スマート遊技機専用ユニット「スマートユニット」の販売が好調に推移した。また、空気の力で紙幣を搬送するAir紙幣搬送システム及びハイスペックモデルの立体Air紙幣搬送システムが、セキュリティーの強化やホール業務の省力化などに対する評価から、新規出店案件や居抜き案件の獲得につながった。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高280億円(前期比37.6%増)、営業利益67億円(同62.4%増)の従来見通しを据え置いている。

■スミダコーポレーション <6817>  1,598円  +135 円 (+9.2%)  11:30現在
 スミダコーポレーション<6817>が続急騰した。31日の取引終了後、23年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表した。最終利益は前年同期比3.4倍の32億7800万円だった。大幅増益となったほか、通期計画に対する進捗率は64%となっており、業績の上振れを期待した買いを集めたようだ。売上収益は同17.7%増の732億1500万円だった。車載関連ではEV(電気自動車)向けが好調に推移した。急速充電設備や、欧米の太陽光発電設備向けも堅調だった。

■東北電力 <9506>  1,011円  +64.5 円 (+6.8%)  11:30現在
 東北電力<9506>が大幅続伸。1000円の大台に乗せ、2021年4月以来、およそ2年3カ月ぶりの高値をつけた。31日の取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、未定としていた通期業績予想について最終損益が1400億円の黒字(前期は1275億6200万円の赤字)になる見通しを示した。同じく未定としていた年間配当は15円(前期は無配)と2期ぶりの復配の計画とし、買いを誘う要因となったようだ。通期の売上高は3兆200億円(前期比0.4%増)と、小売規制料金の値上げの認可などを背景に増収を見込む。また、燃料価格の下落に伴って燃料費調整制度のタイムラグ影響が差益に転じる見込みとなり、業績予想に織り込んだ。第1四半期の売上高は前年同期比13.5%増の6335億7600万円、最終損益は791億6800万円の黒字(前年同期は312億4200万円の赤字)となった。

■eBASE <3835>  768円  +45 円 (+6.2%)  11:30現在
 31日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は52%増益で着地」が好感された。
 eBASE <3835> [東証P] が7月31日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比52.3%増の2.3億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の5.1億円に対する進捗率は5年平均の29.8%を上回る45.1%に達した。
  ⇒⇒eBASEの詳しい業績推移表を見る

■横河ブHD <5911>  2,707円  +151 円 (+5.9%)  11:30現在
 横河ブリッジホールディングス<5911>が続急伸し18年2月以来約5年6カ月ぶりの高値となっている。7月31日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算で、売上高400億2700万円(前年同期比13.7%増)、営業利益35億6500万円(同2.8倍)、純利益28億4600万円(同70.4%増)と大幅増益となったことが好感されている。橋梁事業で豊富な手持ち工事が順調に進捗したことに加えて、システム建築事業で鋼材などの価格上昇が反映された案件の生産が伸長した。また、前年同期に計上した建築・機械鉄構事業における大型工事の一時的な損益悪化の影響がなくなったことも貢献した。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高1758億円(前期比6.6%増)、営業利益155億円(同1.9%増)、純利益106億円(同5.7%減)の従来見通しを据え置いている。同時に上限を60万株(発行済み株数の1.47%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は8月1日から10月31日までで、株主還元の拡充及び資本効率性の維持・向上を図るためとしている。

■アズーム <3496>  7,040円  +390 円 (+5.9%)  11:30現在
 31日に決算を発表。「10-6月期(3Q累計)経常が42%増益で着地・4-6月期も44%増益」が好感された。
 アズーム <3496> [東証G] が7月31日大引け後(15:00)に決算を発表。23年9月期第3四半期累計(22年10月-23年6月)の連結経常利益は前年同期比41.9%増の9.1億円に拡大したが、通期計画の12.4億円に対する進捗率は73.7%となり、5年平均の73.0%とほぼ同水準だった。
  ⇒⇒アズームの詳しい業績推移表を見る

■東テク <9960>  5,610円  +310 円 (+5.9%)  11:30現在
 31日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は76%増益で着地」が好感された。
 東テク <9960> [東証P] が7月31日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比75.9%増の5.2億円に拡大したが、通期計画の93億円に対する進捗率は5.7%となり、5年平均の6.9%とほぼ同水準だった。
  ⇒⇒東テクの詳しい業績推移表を見る

■日本特殊陶業 <5334>  3,175円  +173 円 (+5.8%)  11:30現在
 日本特殊陶業<5334>が続急伸し、2018年10月以来、およそ4年9カ月ぶりの高値をつけた。31日の取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算とともに、取得総数950万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.7%)、取得総額200億円を上限とする自社株買いの実施を発表した。株主還元姿勢を評価した買いが集まったようだ。自社株の取得期間は8月1日から24年7月31日。取得した全株式を同年8月23日に消却する予定。第1四半期決算は、売上収益が前年同期比7.9%増の1479億5000万円、最終利益が同1.6%増の240億7900万円だった。自動車向けの回復や円安進行が寄与した。

■ブロードE <4415>  1,529円  +300 円 (+24.4%) ストップ高   11:30現在
 ブロードエンタープライズ<4415>がストップ高の1529円に買われている。7月31日の取引終了後、23年12月期の単独業績予想について、売上高を36億6600万円から40億3300万円(前期比34.8%増)へ、営業利益を3億6600万円から4億8800万円(同68.9%増)へ、純利益を2億1700万円から3億円(同3.9倍)へ上方修正したことが好感されている。マンション向け高速インターネット「B-CUBIC」事業において、契約期間を撤廃した新プラン「B-CUBIC Next」の受注が好調なことが要因。従来のB-CUBICの収益モデル(ストック収益のみ)とは異なり、フロー収益及びストック収益となるため、フロー収益の計上が上振れ要因となるという。

■テクノスジャパン <3666>  730円  +100 円 (+15.9%) ストップ高   11:30現在
 テクノスジャパン<3666>が急騰、カイ気配スタートで一気に株価水準を切り上げ700円台乗せ。6月29日につけた年初来高値703円を上回り新値街道に突入した。前週末7月28日のザラ場に606円まで売られたが、週明け31日は75日移動平均線を足場に切り返し歩調に転じていた。きょうは、同日引け後に発表された23年4~6月期決算発表を受けて上げ足を加速させている。4~6月期は売上高が前年同期比33%増の32億6200万円、営業利益は同68%増の4億6200万円と目覚ましい成長をみせた。同社はデジタルトランスフォーメーション(DX)コンサルティングを主力展開するが、ERP(統合基幹システム)、CRM(顧客管理システム)に加え、企業と企業を結ぶデータ基盤プラットフォームでサプライチェーン効率化を実現するCBP(注文決済サービス)に力を入れている。企業のDX投資需要を取り込み業績の大幅な伸びに反映させており、足もとでこれを好感する買いを呼び込んでいる。

●ストップ高銘柄
 エンプラス <6961>  7,080円  +1,000 円 (+16.5%) ストップ高   11:30現在
 など、3銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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