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NY株式:米国株式市場は反発、インフレ鈍化で金利高懸念が後退


ダウ平均は176.57ドル高の35,459.29ドル、ナスダックは266.55ポイント高の14,316.66で取引を終了した。

個人消費支出(PCE)コア価格指数の伸びが予想以上に鈍化しインフレ鈍化傾向を再確認したため買いが先行。また消費の堅調さも確認され、ソフトランディング(軟着陸)期待も買い材料となった。さらに、消費財メーカーのプロクター・アンド・ギャンブル(PG)や半導体のインテル(INTC)の好決算も寄与。金利の低下でハイテクの買いも再燃し相場上昇を後押しした。セクター別では自動車・自動車部品が上昇した一方で、保険が下落。

半導体のインテル(INTC)は昨日引け後に発表した第2四半期決算で3四半期ぶりに予想外の黒字に回復したほか、PC需要の底打ちで第3四半期の強気見通しを示し上昇。動画配信のロク(ROKU)は四半期決算で損失が警戒された程には広がらず安心感から買われた。地銀のニューヨーク・コミュニティー・バンコープ(NYCB)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。消費財メーカーのプロクター・アンド・ギャンブル(PG)は四半期決算で値上げにの中でも売り上げが落ちず収益改善が好感され上昇。医薬品メーカーのバイオジェン(BIIB)は希少疾患強化を目指しバイオのリアタ・ファ―マシュ―ティカル(RETA)の買収を発表し上昇した。

一方で、エネルギーのエクソンモービル(XOM)は原油安が響き、四半期決算の内容がふるわず失望売りが先行。また、自動車メーカーのフォード(F)は電気自動車の生産拡大計画を見直し、同部門で想定を上回る赤字見通しを示したことが嫌気され、売られた。

投資家の恐怖心理を示すVIX指数は13.27まで低下した。

(Horiko Capital Management LLC)

《YN》

 提供:フィスコ

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