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東京株式(大引け)=396円高、円安進行を追い風に大きく買い戻される

 24日の東京株式市場は外国為替市場で円安が進んだことなどを背景に主力株中心に大きく買い戻される展開となり、日経平均は一時500円近い上昇をみせた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比396円69銭高の3万2700円94銭と3日ぶり大幅反発。プライム市場の売買高概算は12億3448万株、売買代金概算は2兆9727億円。値上がり銘柄数は1501、対して値下がり銘柄数は279、変わらずは55銘柄だった。

 きょうの東京市場はリスクオンの流れが鮮明だった。前週末の米国株市場ではNYダウが約6年ぶりの連騰記録である10日続伸と気を吐いたが、上げ幅はわずかでハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅マイナス圏で引けた。今週予定のFOMCでの利上げは織り込み済みだが、今後の金融政策にパウエルFRB議長がタカ派姿勢を維持するとの見方もあり、上値が重かった。一方、東京市場は直近の植田日銀総裁の発言から、今週末の金融政策決定会合で緩和政策の現状維持が濃厚との観測が広がった。日米金利差を意識してドル・円相場は急速に円安方向に振れ、これが株式市場で輸出株中心に追い風となった。値上がり銘柄数は1500強に達し、プライム市場の82%を占めた。ただ、売買代金は減少傾向で3兆円台に届かなかった。

 個別では、きょうも売買代金で群を抜いたレーザーテック<6920>が高く、同2位のアドバンテスト<6857>も上昇、東京エレクトロン<8035>やディスコ<6146>など半導体製造装置関連の主力銘柄が買いを集めたほか、ソシオネクスト<6526>も押し目買いで反発した。また、トヨタ自動車<7203>が堅調、ソフトバンクグループ<9984>も値を上げた。そーせいグループ<4565>が大きく上値を伸ばしたほか、東京製鐵<5423>はストップ高で値上がり率首位に買われた。アーレスティ<5852>が急伸をみせ、リョービ<5851>も高い。

 半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが売られ、SOMPOホールディングス<8630>も安い。ANYCOLOR<5032>も値を下げた。宮越ホールディングス<6620>が大きく利食われたほか、ISID<4812>も大幅安。ネクステージ<3186>も売られた。

出所:MINKABU PRESS

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