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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米引き締め織り込み済みでドル買いは限定的


21日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。来週の米連邦準備制度理事会(FRB)の政策決定を意識した値動き。引き締め再開は織り込まれ、ドル買いは限定的。一方、日銀は緩和継続の見通しだが、140円台はドル売りが強まりそうだ。

前日発表された米経済指標で、フィラデルフィア連銀製造業景気指数と景気先行指標が予想を下回った。逆に新規失業保険申請件数は想定外に強く、FRBの金融引き締め方針を後押しする内容に。一方、低調なユーロ圏消費者信頼感指数を背景にユーロ売りに傾くとユーロ・ドルは1.1140ドル付近まで下押しされ、ドル・円は140円半ばに押し上げられた。本日アジア市場で日経平均株価の下げ幅縮小で円買いは弱まり、主要通貨を下支えした。

この後の海外市場は来週の日米中銀の政策決定を前に、持ち高調整中心の取引。米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ再開は織り込まれたが、足元の経済指標は低調な内容が目立ち、9月以降も引き締め政策が維持されるとの見方は後退。米金利高・ドル高は限定的となる見通し。一方、日銀金融政策決定会合で緩和修正は遠のき、円売りが主要通過を押し上げる展開が続く。ただ、140円台は日本為替介入が警戒され円買いがドルの重石となる。

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 カナダ・5月小売売上高(前月比予想:+0.5%、4月:+1.1%)

《CS》

 提供:フィスコ

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