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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米引き締め期待も日米金融政策にらみ


18日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想したい。米小売売上高の改善が期待され、連邦準備制度理事会(FRB)引き締め長期化期待のドル買いが先行。ただ、日米中銀の金融政策を見極めようと、ドル買い・円売りは限定的となりそうだ。

前日発表された米NY連銀製造業景気指数は前回を下回ったものの、予想よりも強く、FRBの引き締め方針を正当化。ただ、長期金利の大幅な上昇は抑制され、ドル買いは縮小した。ユーロ・ドルは1.12ドル半ばで底堅く推移し、ドル・円は139台半ばに浮上した後は138円半ばに軟化した。本日アジア市場は連休明けの東京株式市場で日経平均株価の上げ幅縮小が円売りを弱めた。また、中国株の軟調地合いで円買いに振れドルを下押しした。

この後の海外市場は米経済指標を材料視。今晩の小売売上高は前回よりも強い内容とみられ、今月末の4-6月期国内総生産(GDP)をけん引するとの期待感から減速懸念はいったん後退しそうだ。ただ、次回の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ再開は織り込まれたが、足元のインフレ鈍化を受け9月以降は不透明。米金利の上昇が抑制されれば、ドル買いは限定的となろう。日銀の緩和修正観測で円売りは縮小し、ドルの大幅高は想定しにくい。

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・6月小売売上高(前月比予想:+0.5%、5月:+0.3%)
・21:30 カナダ・6月消費者物価指数(前年比予想:+3.0%、5月:+3.4%)
・22:15 米・6月鉱工業生産(前月比予想:0.0%、5月:-0.2%)
・22:15 米・6月設備稼働率(予想:79.5%、5月:79.6%)
・23:00 米・7月NAHB住宅市場指数(予想:56、6月:55)
・23:00 米・5月企業在庫(前月比予想:+0.2%、4月:+0.2%)
・23:00 バー米FRB副議長(銀行監督担当)講演(公正融資関連)
・05:00 米・5月対米証券投資収支(ネット長期有価証券)(4月:+1278億ドル)

《CS》

 提供:フィスコ

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