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外為サマリー:日米金利差縮小を見込んだドル売りで137円60銭台に軟化

 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=137円69銭前後と前日の午後5時時点に比べて70銭弱のドル安・円高となっている。

 13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=138円05銭前後と前日に比べて45銭程度のドル安・円高で取引を終えた。この日に発表された6月の米卸売物価指数(PPI)の伸び率が市場予想を下回ったことを受け、一時137円92銭まで軟化した。

 米利上げの長期化観測が後退するなか、前日の米長期金利が低下したことで日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いが出やすく、この日の東京市場のドル円相場は軟調な展開となっている。きょうは週末の実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)であることから国内輸入企業などのドル需要が意識されるものの、日銀が大規模な金融緩和策を見直すとの思惑が円買いにつながっている面もあり、午前9時50分過ぎには137円60銭台に下押した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1223ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0070ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=154円53銭前後と同20銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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