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【市況】東証グロース市場250指数先物見通し:75日線意識も確りか

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

本日の東証グロース市場250指数先物は、75日移動平均線を意識しつつ、確りとした展開になりそうだ。前日3日の米国市場のダウ平均は23.85ドル安の39308.00ドル、ナスダック指数は159.54pt高の18188.30pt。朝方発表された労働関連指標が弱く、長期金利が低下したことが相場を支えた。独立記念日祭日前日の短縮取引で動意が乏しく、加えて取引終了後に6月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、5日に6月雇用統計の発表を控え、様子見姿勢が広がる中、ダウ平均はわずかに下落。ナスダック指数は堅調に推移し、最高値を更新して取引を終えた。まちまちで終了した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は75日移動平均線を意識しつつも底堅い動きとなりそうだ。独立記念日による米国市場休場や欧州中央銀行(ECB)議事要旨を控え、積極的なポジション構築は限られるものの、上値抵抗線となっている75日移動平均線を明確に上抜けば、売り手が買い戻しを余儀なくされる展開となり、上げ幅を拡大する可能性もあるだろう。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比5pt安の651ptで終えている。上値のメドは660pt、下値のメドは640ptとする。
《TY》

 提供:フィスコ

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