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話題株ピックアップ【昼刊】:ローソン、パルHD、タマホーム

■ボードルア <4413>  7,240円  +1,000 円 (+16.0%) ストップ高   11:30現在
 ボードルア<4413>がストップ高。11日の取引終了後、24年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表した。営業利益は前年同期比2.4倍の2億6600万円と大幅な増益となった。同社はクラウドの導入支援やセキュリティー構築・運用など、ITインフラストラクチャーサービスを展開する。下期(9~2月)に業績が偏重するとするものの、第1四半期が大幅な増益で着地し、営業利益率が上昇したことを受け、一段の成長を期待した買いが集まったようだ。売上高は同52.8%増の16億7600万円と大幅な増収となり、営業利益率は15.9%(前年同期は10.0%)に上昇した。エンタープライズ顧客向けでは、1社あたりの平均売上高が大幅に伸びた。新入社員の求人採用費を計上しながらも売上高の増加で吸収した。

■ローソン <2651>  7,261円  +1,000 円 (+16.0%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 ローソン<2651>はストップ高カイ気配。11日の取引終了後に3~5月期(第1四半期)決算を発表。売上高(営業収益)が前年同期比11.9%増の2641億円、純利益が同92.1%増の160億9500万円と好調な内容だったことから、これを好感した買いが集まっている。人流の増加を追い風に主力の「国内コンビニエンスストア事業」が大きく伸び、全体業績を牽引。チケット販売などを手掛ける「エンタテインメント関連事業」も拡大した。なお、通期の増収減益見通しは据え置いた。

■パルHD <2726>  4,215円  +360 円 (+9.3%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 11日に決算を発表。「3-5月期(1Q)経常は28%増益で着地」が好感された。
 パルグループホールディングス <2726> [東証P] が7月11日大引け後(15:00)に決算を発表。24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比27.9%増の58.3億円に伸び、3-8月期(上期)計画の79.6億円に対する進捗率は73.3%に達し、5年平均の64.5%も上回った。
  ⇒⇒パルHDの詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「1→2の株式分割を実施」も買い材料。
 8月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。

■タマホーム <1419>  3,550円  +275 円 (+8.4%)  11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 タマホーム<1419>に物色人気集中。同社は首都圏郊外や地方を中心に注文住宅を展開、ローコスト系の販売戦略で需要を開拓している。11日取引終了後に発表した23年5月期決算は、値上げ効果による利益採算の改善を背景に、営業利益が前の期比12%増の132億6400万円と2ケタ成長を達成し過去最高利益を更新、続く24年5月期も同利益は6%増の141億円と増益トレンドを確保する見通し。前期の年間配当は従来計画に10円増額となる180円を実施し、今期は更に5円増配の185円を計画する。配当利回りは前日終値換算で5.6%と非常に高い。これを手掛かり材料に高水準の買いが集まった。

■コーナン商事 <7516>  3,680円  +190 円 (+5.4%)  11:30現在  東証プライム 上昇率4位
 コーナン商事<7516>が急反発した。11日の取引終了後に24年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表。最終利益は前年同期比11.0%増の55億2300万円で、中間期の計画(85億円)に対する進捗率は約65%と順調な滑り出しとなり、買い安心感をもたらしたようだ。営業収益は同3.3%増の1150億8000万円だった。職人向けのPRO業態が堅調に推移したほか、ペット用品や園芸用品が好調だった。

■TSIホールディングス <3608>  860円  +31 円 (+3.7%)  11:30現在
 TSIホールディングス<3608>が大幅続伸している。11日の取引終了後に発表した6月度の月次売上情報で、小売店とオンラインショップを合わせた既存店売上高が前年同月比6.3%増となり、6カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。小売店が同8.7%増となり牽引役となった。

■川崎汽船 <9107>  3,863円  +94 円 (+2.5%)  11:30現在
 川崎汽船<9107>が3日ぶりに反発したほか、日本郵船<9101>も買いが優勢となるなど、海運株が全体軟調地合いのなかで強さを発揮している。足もとでドル売り・円買いが急速に進んでおり、1ドル=140円台を割り込む円高に振れ、ハイテク系グロース株には逆風が強い。海運セクターも運賃がドル建て決済である関係で円高はマイナス要因として働くが、低PBR・高配当利回りのバリュー株としての側面が評価され、足もとグロース株からの資金の逃避先として選好されている。コンテナ船市況の悪化については株価への織り込みが進む一方、鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は前週末に底入れし、1000の大台を回復した。川崎汽などは今期の年間配当を減配しても時価予想配当利回りは5%台を超えており、インカムゲイン狙いの買いを誘導している。

■ソシオネクスト <6526>  15,470円  +190 円 (+1.2%)  11:30現在
 ソシオネクスト<6526>は朝安後にプラス圏に浮上した。同社は11日の取引終了後、海外市場に向けた株式の売出価格が1万4668円に決まったと発表した。同日の終値1万5280円に対し、ディスカウント率は4.01%になる。売出価格の決定を受け、買い戻しの流れが優勢となっている。日本政策投資銀行と富士通<6702>、パナソニック ホールディングス<6752>の3社が保有する全株式を売り出す。5日に3社による株式売却が発表された後、ソシオネクス株は株式の需給悪化を警戒した売りが膨らみ、大きく水準を切り下げていた。

■物語コーポレーション <3097>  3,330円  +30 円 (+0.9%)  11:30現在
 物語コーポレーション<3097>が6日ぶりに反発している。11日の取引終了後に発表した6月度の月次売上高(速報値)で、既存店売上高が前年同月比11.5%増となり、19カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。主力の焼肉部門が同11.6%増となったことが牽引した。また、ラーメン部門、お好み焼部門、ゆず庵部門、専門店部門の全てで増収となった。

■三菱UFJ <8306>  1,061.5円  +9.5 円 (+0.9%)  11:30現在
 日経平均株価の下げ幅が300円を超す軟調な地合いにあって、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が逆行高となるなど、銀行株が底堅い動きとなっている。国内の賃金に上昇圧力が高まったことを受け、日銀が長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)を修正するとの観測が強まっており、利ザヤ改善への思惑から銀行株を選好する姿勢が広がっている。三井住友フィナンシャルグループ<8316>やりそなホールディングス<8308>も上昇。しずおかフィナンシャルグループ<5831>や山口フィナンシャルグループ<8418>など地銀株もしっかり。厚生労働省が7日発表した5月の毎月勤労統計で、名目賃金にあたる1人あたりの現金給与総額の伸びが顕著となり、YCC修正観測が広がった。11日の米国市場では長期金利が4%を下回る水準に低下(長期債価格は上昇)したものの、円債市場では外部要因を受けた債券買いよりも、YCC修正による国内金利上昇を警戒した売りが優勢となっており、債券先物に下落圧力が掛かっている。

■ローツェ <6323>  10,310円  -1,340 円 (-11.5%)  11:30現在  東証プライム 下落率トップ
 ローツェ<6323>が急反落している。11日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高166億9300万円(前年同期比23.0%減)、営業利益47億1800万円(同6.2%減)と減収減益だったことが嫌気されている。コロナ禍以降に急増した半導体需要の反動減により、半導体メーカー各社が一時的な在庫調整局面に入った影響を受けて、半導体関連装置の売り上げが減少した。なお、24年2月期通期業績予想は、売上高880億2600万円(前期比6.9%減)、営業利益216億1900万円(同18.2%減)の従来見通しを据え置いている。

■ハニーズHD <2792>  1,663円  -124 円 (-6.9%)  11:30現在  東証プライム 下落率3位
 ハニーズホールディングス<2792>が急反落している。11日の取引終了後に発表した24年5月期連結業績予想で、売上高570億円(前期比3.8%増)、営業利益73億円(同4.8%減)、純利益48億円(同10.1%減)と減益を見込むことが嫌気されている。コロナ禍からのペントアップ需要を含め、各種イベント開催や旅行、行楽シーズンの外出需要など外出機会の増加を見込むほか、前期からの値上げ効果も一定あり、売上高は増収を見込む。ただ、仕入れにおける円安の影響で売上総利益率の悪化を見込むほか、人件費や店舗費などの増加が利益を圧迫する。なお、年間配当予想は前期比5円増の55円を予定している。なお、23年5月期決算は、売上高548億8800万円(前の期比15.1%増)、営業利益76億7000万円(同53.6%増)、純利益53億3600万円(同64.0%増)だった。

■イオンFS <8570>  1,202.5円  -69.5 円 (-5.5%)  11:30現在  東証プライム 下落率4位
 11日に決算を発表。「3-5月期(1Q)経常は41%減益で着地」が嫌気された。
 イオンフィナンシャルサービス <8570> [東証P] が7月11日大引け後(15:00)に決算を発表。24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比41.5%減の95.8億円に落ち込み、通期計画の610億円に対する進捗率は15.7%にとどまり、さらに前年同期の26.6%も下回った。
  ⇒⇒イオンFSの詳しい業績推移表を見る

■日経レバ <1570>  19,270円  -330 円 (-1.7%)  11:30現在
 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は7日続落となり、一時540円安の1万9060円まで売り込まれ1万9000円大台攻防の様相をみせている。日経平均株価に連動するように組成されたETFで、価格変動率は日経平均の2倍に基本設定されている。全体相場が荒れ模様となると、先物を売買する感覚で個人投資家を中心とした短期筋の商いが活発化する傾向がある。前日は日経平均が小幅反発して引けたものの、日経レバはわずかながらマイナス圏で取引を終えていた。今週末14日にオプションSQ算出を控え、日経平均は先物主導で不安定な値動きを強いられており、日経レバの動向に対する個人投資家の関心も高いようだ。

■オークマ <6103>  7,170円  -114 円 (-1.6%)  11:30現在
 オークマ<6103>やDMG森精機<6141>が軟調。ダイフク<6383>や芝浦機械<6104>など機械株の下げが目立っている。日本工作機械工業会が11日発表した6月の工作機械受注額(速報)は前年同月比21.7%減の1211億5800万円となり、6カ月連続で前年割れとなった。また、内閣府が12日に発表した5月の機械受注統計によると、船舶・電力を除く民需は前月比7.6%減の8315億円となった。低調な指標の発表が相次いだことを受け、機械株に対しては業績の先行きを警戒した売りが広がり、株価の重荷となったようだ。

■デジタリフト <9244>  1,336円  +300 円 (+29.0%) ストップ高   11:30現在
 デジタリフト<9244>がストップ高の1336円に買われている。11日の取引終了後、23年9月期の連結業績予想について、売上高を34億1100万円から36億1900万円へ、営業利益を7300万円から9400万円へ、純利益を3900万円から5400万円へ上方修正したことが好感されている。今期の第2四半期から連結決算に移行したたため前期との単純比較はできないものの、一部大型顧客の受注が想定以上に増加したことに加えて、注力している新規顧客からの案件獲得が売上高・利益を押し上げるという。

■安江工務店 <1439>  1,399円  +300 円 (+27.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 安江工務店<1439>がカイ気配スタート。11日の取引終了後、第2四半期累計(1~6月)連結業績予想について、営業利益を2900万円から8000万円(前年同期500万円)へ、最終利益を300万円から3600万円(同600万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。先進的窓リノベ事業などの補助金制度利用ニーズの増加に伴う、サッシなどの納期遅延の影響で売り上げ計上の期ずれが発生し、売上高は34億5700万円から31億8900万円(前年同期比0.5%減)へ引き下げた。ただ、効果的な広告宣伝戦略による経費節減が寄与したほか、相対的に利益率の高い住宅リフォーム事業の業績が伸長したことなどが利益を押し上げたとしている。また、23年12月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表しており、これも好材料視されている。毎年12月末日時点で200株以上500株未満を保有する株主にクオカード2000円分、500株以上を保有する株主に同3000円分をそれぞれ贈呈するとしている。

■ERIホールディングス <6083>  1,630円  +300 円 (+22.6%) ストップ高   11:30現在
 ERIホールディングス<6083>が寄り付きから大口の買い注文に値がつかず、カイ気配で水準を切り上げる展開に。建築物検査の民間最大手で、省エネ関連の法改正前の需要拡大が追い風となり、業績は好調に推移している。同社が11日取引終了後に発表した23年5月期決算は営業利益段階で前の期比21%増の23億2600万円と大幅な伸びを達成、過去最高利益更新が続いている。好業績を背景に株主還元を強化、前期年間配当は従来計画に10円上乗せした60円とする。更に、24年5月期の営業利益は、前期比3%増の24億円予想と収益成長トレンドが継続する見通しで、これを評価する買いを呼び込む形となった。

■WACUL <4173>  870円  +150 円 (+20.8%) ストップ高   11:30現在
 WACUL<4173>が急動意。同社はデジタルマーケティングや人材マッチングビジネスを展開し、人工知能(AI)開発でも優位性を発揮している。時流を捉え、足もとの業績はトップライン・利益ともに拡大基調を強めており、11日取引終了後に発表した24年2月期第1四半期(23年3~5月)決算では、売上高が前年同期比5割増の4億2500万円、営業利益が同2.6倍となる6900万円と大幅な伸びを達成した。営業利益は通期計画の1億9100万円に対し、進捗率が36%に達した。業績増額修正期待が高まるなか、投資資金の攻勢が加速している。

●ストップ高銘柄
 エリッツHD <5533>  4,190円  +700 円 (+20.1%) ストップ高   11:30現在
 など、7銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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