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東京株式(前引け)=大幅続落、半導体株中心にリスクオフの地合い

 6日前引けの日経平均株価は前営業日比405円51銭安の3万2933円19銭と大幅続落。前場のプライム市場の売買高概算は7億4521万株、売買代金概算は1兆7529億円。値上がり銘柄数は477、対して値下がり銘柄数は1298、変わらずは59銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧州株市場が総じて軟調だったほか、米国株市場でNYダウが4日ぶりに反落するなどリスク回避ムードの地合いだったことを受け、広範囲に売りが優勢となった。世界経済の減速懸念に加え、米国ではFRBの利上げが長期化することへの警戒感が投資家マインドを冷やしている。ETF分配金捻出のための売り圧力が意識されるなか、半導体関連株に売りがかさんだことで買い手控えムードが広がっている。

個別ではソシオネクスト<6526>がストップ安ウリ気配となったほか、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体主力銘柄が軒並み売られた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが軟調、キーエンス<6861>も安い。ファーストリテイリング<9983>も下値を探った。ANYCOLOR<5032>が急落、サンケン電気<6707>、HEROZ<4382>なども大きく値を下げた。半面、神戸製鋼所<5406>が頑強、東京電力ホールディングス<9501>も買いが優勢だった。日立製作所<6501>もしっかり。エスプール<2471>がストップ高に買われ、レオパレス21<8848>も大商いで値を飛ばした。三櫻工業<6584>も物色人気。

出所:MINKABU PRESS

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