日経レバは急反落、急騰の反動が意識され先物主導でボラティリティ高まる
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が急反落、2万1000円近辺の攻防となっている。きょうは全体市場が売り優勢に傾き、日経平均株価は安く寄った後に一段と下げ幅を広げる展開を余儀なくされている。日本時間今晩の米国株市場が独立記念日の祝日に伴い休場となることから、足もとで海外投資家の参戦が限定的となっており、先物主導で日経平均は振らされやすい状況にある。米FOMC議事要旨(6月開催分)開示をあす5日に控え実需の買い参戦が見込みにくい環境下、前日に560円あまりの上昇をみせていたこともあって、その反動が出ている。日経レバは日経平均に連動する仕組みで組成されたETFで、価格変動率は2倍に基本設定されボラティリティの高さが特徴。全体相場が上下に荒れ模様となるなかで、個人投資家をはじめとした短期資金の売り買いが活発化している。
出所:MINKABU PRESS
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