日経平均テクニカル:急反発、パラボリ陽転しほぼ「陽の丸坊主」
7月3日の日経平均は急反発した。ローソク足はマドを空けて上昇2日目の5日移動平均線を上放れ、上下のヒゲがともに10円に満たない「陽の丸坊主」に似た形状で終了。パラボリックの陽転や一目均衡表の転換線の上向き転換とともに短期的な買い圧力の強まりを窺わせた。25日線との上方乖離率は3.34%と過熱ラインの5%まで余裕を残しているが、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は119.52%と中立圏上限の120%近くに上昇しており、大勢強気ながらここからは上値がやや重くなる可能性が意識される。
《CS》
提供:フィスコ