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今週のマーケット展望「日経平均予想は33000~34000円」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)


皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。

7月がスタートしましたね!月初の週で、重要な経済指標の発表も控えています。しっかりとチェックしていきましょう。


さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、7月3日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。


まず広木さんは、今週の日本株相場について、『3万3000円台を固める動きとなるだろう』と言及しています。

そして今週の経済指標について、『月初・四半期初ということで、日米で重要指標の発表が目白押しだ』として、『米国では3日にISM製造業総合景況指数、6日にはISM非製造業指数、7日に雇用統計が発表される』とスケジュールを伝えています。

それぞれの予想については、『ISM製造業指数は47.1(前回46.9)へ、ISM非製造業指数は51.2(同50.3)へそれぞれ改善すると予想されている。雇用統計のNFP(非農業部門雇用者数)の伸びは20万人程度へと減速する見込み』と説明しています。

また、前週に発表された経済指標については『市場の予想を上回る堅調なものが多かった』として、『足元の米国景気は底堅さが鮮明になってきており、今週の経済指標も強い数字となるかもしれない。そうした強めの指標を受けて一段と円安が進んだ場合、介入警戒感から波乱含みの動きとなることには備えておきたい』との見方をしています。

さらに、『イエレン米財務長官による、「円安対応の為替介入の是非について、日本政府と調整に入っている」とのコメントも報道されるなど、いつ介入が実施されてもおかしくない状況だ』と広木さんはいいます。

ただし、『介入があっても日本の単独介入ではその効果は限定的だ短期的には大きく動いても早晩、もとの円安トレンドに回帰するだろう。むしろ絶好のドルの買い場を提供するものとなるだけだろう』とみているようです。

そんななか、国内でも『日銀の企業短期経済観測調査(短観)が公表される』として、『市場予想では大企業の業況判断指数(DI)は製造業がプラス3と、7四半期ぶりに改善する見通しだ。一方、非製造業は5四半期連続で改善してプラス22と見込まれている』と伝えています。

注目は、『設備投資計画がどれだけ上方修正されるか』とのことで、『大企業全産業の設備投資計画は9.9%増(前回3.2%増)が見込まれているが、筆者はこれを大幅に上回る伸びとなると予想している』と見解を述べています。

需給面では、『7上旬に控える上場投資信託(ETF)の決算に伴う配当金捻出売りへの警戒感もあるが、四半期末を過ぎたことからリバランスの制約を気にせず、機動的にポジションを構築しやすくなっているというプラス面もある』と考察しています。

最後に、『日米ともに景況感の改善が期待される週となる』として、『週末の雇用統計を控えて多少の動きにくさはあるものの、基本的には底堅い展開を予想する。日経平均は経済指標次第では3万4000円台を試す動きもあるかもしれない』と予想を述べています。

日経平均の今週の予想レンジは『3万3000円~3万4000円』としました。


参考にしてみてくださいね。

山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。

フィスコマーケットレポーター 山崎みほ

《CS》

 提供:フィスコ

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