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外為サマリー:144円50銭台で推移、日米金利差拡大のドル買い姿勢強い

 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=144円52銭前後と前日午後5時時点に比べ40銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=157円45銭前後と同30銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は、午前10時20分過ぎに144円10銭台まで下落する場面があったが、午後にかけドル買いが優勢となる展開。午後2時10分過ぎには144円60銭をつけ、ほぼ22年11月中旬以来のドル高・円安水準となった。昨晩の「ECBフォーラム」で日米の金融政策の方向性の違いが鮮明となり、日米金利差拡大からのドル買い・円売り姿勢は強いが145円に接近する場面では政府・日銀による円安けん制が警戒されている。今晩は米新規失業保険申請件数や米1~3月期GDP確定値の発表がありその内容も注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0894ドル前後と同0.0050ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。





出所:MINKABU PRESS

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