大豊工業が大幅高で1年5カ月ぶり高値、トヨタ系で業績高変化率と低PBRに着目
大豊工業<6470>が大幅高で3連騰、6月23日につけた年初来高値898円を上回り約1年5カ月ぶりの高値を更新した。トヨタ系の滑り軸受け・ダイカストメーカーで、電気自動車(EV)シフトの流れを捉えた電動車戦略にも対応している。燃料電池車「新型ミライ」では同社のアルミダイカスト製品が使われており、トヨタグループのキーカンパニーとして存在感を示すが、PBRは0.4倍前後と割安感が強く、上値を見込んだ資金の流入が続いている。24年3月期営業利益は前期比3.5倍の24億円予想と業績変化率の高さも際立つ。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS