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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6238 フリュー

東証P
1,110円
前日比
-26
-2.29%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.7 1.37 3.51 2.17
時価総額 314億円
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<動意株・27日>(大引け)=人・夢・技術、フリュー、エルテスなど

 人・夢・技術グループ<9248>=もみ合い上放れ。26日の取引終了後、23年9月期の期末配当予想と配当政策の変更を発表。株主還元姿勢を評価した買いが入った。同社はこれまで40円としてきた期末一括配当予想を60円(前期は66円)に大幅に増額した。また、新たな配当政策では「配当額60円と配当性向35%に基づく配当額の高い方」を目安として、安定的な配当を行う基本方針を示した。従来は、「配当額40円と配当性向25%に基づく配当額の高い方」を目安としていた。あわせて同社は、クラウドサービスの販売などを手掛けるニックス(東京都渋谷区)の株式を取得し、完全子会社化することも発表した。

 フリュー<6238>=4日ぶり大幅反発。SBI証券が26日、フリューの目標株価を1800円から1920円に引き上げた。投資判断は「買い」を継続する。クレーンゲームの景品やフィギュアが好調に推移するなか、商材の卸価格の値上げなどが奏功し、収益性は改善しているとの見方を示す。更に、大ヒット中のアニメ「推しの子」関連の商材の発売も予定されており、今後同社株が注目を集める可能性があると指摘した。SBI証券はフリューの24年3月期の営業利益予想を28億1700万円から32億4800万円に見直している。

 エルテス<3967>=高値圏で頑強。26日の取引終了後、子会社JAPANDXが、DX開発支援を手掛けるプレイネクストラボ(東京都品川区)の全株式を7月3日付で取得し、子会社化すると発表しており、好材料視されている。JAPANDXとプレイネクストラボが合流することで、自治体DXソリューションの連携による機能拡充や、自治体ネットワークの急拡大によるサービスの販売促進、自治体・企業からのニーズが大きいDX人材派遣サービスの拡大など、さまざまなシナジー創出が期待できるという。取得価額は4億6590万円。なお、同件による24年2月期業績への影響は精査中としている。

 エーアイ<4388>=急反発。同社は26日、テキスト・音声・画像・動画などの生成系AIモデルの研究開発に強みを持つrinna(東京都渋谷区)と、「バーチャルヒューマン」の販売パートナー契約を締結したと発表。これが材料視されているようだ。rinnaが開発するAIアバターを使った動画編集のプラットフォーム「バーチャルヒューマンソリューション」は、人間のようなリアルな見た目・自然な発話・表情変化などの感情表現ができるAIアバターを使った動画編集のプラットフォーム。rinnaの「バーチャルヒューマンソリューション」ならびに、エーアイの音声合成技術とコラボレーションしたソリューションの提案を行うことにより、顧客の課題解決に努めるとしている。

 THEグローバル社<3271>=急速人気で一時ストップ高。同社は首都圏を主軸にマンション分譲を展開するほか、京都などを中心にホテル事業も展開している。マンション販売が好調なほか、収益物件売却も会社側想定を上回って推移しており、26日取引終了後に23年6月期業績予想の上方修正を発表した。最終利益は従来計画の8億3800万円から14億6500万円(前期比3.2倍)予想へ大幅増額しており、これがサプライズとなって株価を押し上げている。時価予想PERは5倍前後と株価指標面からも割安感が顕著となっている。

 マイクロ波化学<9227>=大幅高で続伸。この日朝方、三井物産<8031>との間でマイクロ波を用いた低炭素リチウム鉱石製錬技術の共同開発契約を締結したと発表しており、これが買い手掛かりとなっている。この共同開発ではリチウム製錬におけるCO2排出の主要因となっている煆焼(かしょう)のプロセスを電化し、環境負荷の低い、世界初となるマイクロ波を利用したリチウム製錬技術の確立に取り組む。2026年の商用化を目指す。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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