萩原電気HD Research Memo(6):2024年3月期は慎重に前期比6.3%の営業減益予想
■今後の見通し
● 2024年3月期の業績見通し
萩原電気ホールディングス<7467>の2024年3月期の連結業績は、売上高で213,000百万円(前期比14.5%増)、営業利益で6,300百万円(同6.3%減)、経常利益で6,000百万円(同6.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益で3,900百万円(同20.6%減)と予想している。親会社株主に帰属する当期純利益の減益幅が大きいのは、前期に発生した特別利益が消失するためである。
売上高については、デバイス事業、ソリューション事業ともに増収を見込んでいる。一方で利益については、成長を目的とした先行投資を進めること、スポット案件で発生した利益の反動減、為替動向(円高予想)などから減益を予想している。
しかし弊社では、これらの予想はかなり控え目であり、目標売上高が達成されれば、利益が上方修正される可能性は高いと見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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提供:フィスコ