シナネンホールディングス---WiTricityと日本市場での販売展開に関する基本合意を締結
シナネンホールディングス<8132>は26日、EV(電気自動車)のワイヤレス充電システムの生産・販売を展開するWiTricity(ワイトリシティ)と、今後の協力関係に関する基本合意を締結したことを発表。
同社は、WiTricityの日本展開における事業パートナーとして、子会社であるシナネンがWiTricity製品の日本国内への輸入から、一般向けへの販売業務などを目指す。また、シナネンおよびグループ会社のリソースを活用し、既存EV車両へのレシーバーの設置、ウォールボックスおよび送電パッドを兼ね備えた充電場所の設置・普及等も推進していく。
同社グループは、現在取り組む第三次中期経営計画において「脱炭素社会の実現に貢献する総合エネルギー・ライフクリエイト企業グループへの進化」をビジョンに掲げ、再生可能エネルギー事業やクリーン電力の販売事業等の取り組みを積極的に推進している。今回の基本合意締結により、EVへの非接触充電システムの提供が加わることで、法人・個人における脱炭素化に向けたサービスメニューの強化が実現する。
同社グループは今後、WiTricityと連携しながら、国内におけるワイヤレス充電システムの普及を通じてEVの活用を広めていくとともに、脱炭素社会の実現ならびに持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献していく。
《SI》
提供:フィスコ