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株価指数先物【引け後】 スキャルピング中心の商いのなか、積極的にポジションを傾ける動きは限られる


大阪9月限
日経225先物 32650 -20 (-0.06%)
TOPIX先物 2255.0 -4.0 (-0.17%)

 日経225先物(9月限)は前日比20円安の3万2650円で取引を終了。寄り付きは3万2570円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2635円)にサヤ寄せする格好で売りが先行した。現物の取引開始直後には3万2330円まで下げ幅を広げたが、売り一巡後は押し目買いが優勢となり、前場中盤にかけてプラスに転じると、前場終盤には3万2870円まで買われた。その後、後場の取引開始後は利食い優勢となり、3万2620円~3万2760円辺りでの保ち合いを継続。

 日経225先物は、寄り付き後に下落幅を広げたが、その後は一時プラスに転じるなど自律反発狙いの動きもみられた。ただ、日中を通して見れば先週末の終値を挟んでのこう着であり、方向感のつかみづらい展開だった。25日移動平均線が支持線として意識されているが、グローベックスの米株先物が小幅ながらマイナスに転じていることもあり、週明けの米国市場の動向次第では、25日線割れからショートが強まる可能性には警戒しておきたい。

 テクニカル面では先週末の下落でボリンジャーバンドの+1σを下回ったほか、パラボリックのSAR値に到達し、陰転シグナルを灯している。シグナルが悪化傾向をみせるなか、25日線を下回ってくるようだと、センチメントを冷ますことにつながる。同線は3万2230円辺りに位置しており、オプション権利行使価格の3万2250円が転換ポイントになりそうだ。

 日経225先物は、こう着ながら日中値幅が500円を超えており、スキャルピング中心の商いのなかでは、積極的にポジションを傾ける動きは限られそうだ。ただし、資金回転が速いこともあり、資金が集中して大きく傾く局面では、その後のカバーを狙ったトレードが有効だろう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.47倍に上昇した。寄り付き後ほどなくして14.42倍まで低下する場面も見られたが、その後はNTショートを巻き戻す流れだった。ボリンジャーバンドの-1σに接近してきており、短期的には反発を狙ったNTロングに向かわせそうだ。

 手口面では、日経225先物はABNクリアリンが2110枚、ソシエテジェネラルが1200枚、三菱UFJが790枚程度の売り越しに対して、野村が1680枚、ビーオブエーが1010枚、ドイツが940枚、JPモルガンが910枚程度の買い越しだった。TOPIX先物は、ソシエテジェネラルが1180枚、モルガンMUFGが890枚程度の売り越しに対して、ドイツが1570枚、BNPパリバが700枚程度の買い越しだった。

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