サイバートラスト---Tuxeraと協業強化、協業領域を拡大
サイバートラスト<4498>は21日、Tuxera(タクセラ)の日本法人であるTuxera Japan(Tuxera)と、協業を強化し、組込み領域での実績に加えて大規模法人向けおよびクラウド事業まで協業領域を拡大することを発表。
同協業強化では、Tuxeraが提供している拡張性に優れたLinux向けファイルサーバー「Fusion File Share by Tuxera」でライセンス無償のLinux OS「AlmaLinux OS」をサポートすることで高可用性を提供する。
Fusion File Share by Tuxeraは、ネットワーク上で安全にファイルを共有しつつ、多数のデバイスから同時に共有ファイルへのアクセスを可能にする。また、SMBマルチチャネルおよびSMBダイレクトに対応しているため、エンタープライズのシーンでも利用できる。AlmaLinux OSに対応することで、OSの再起動をせずにカーネルのパッチ適用ができるライブパッチサービスなどのサポートサービスを利用できる。
両社はこれまで、同社が提供するSecure IoT PlatformR産業グレードで長期利用可能なEMLinux、高速起動ソリューションWarp!!と、組込み機器の可用性を最大化するTuxeraのファイルシステムを組合せ、重要インフラや産業制御機器などの市場に向けたソリューションを組込み領域で展開してきた。今後は、組込みからエンタープライズやクラウドまで重要インフラ向けに可用性を拡大するソリューションの共同開発を推進する。
《SI》
提供:フィスコ