デリカフHD Research Memo(10):2024年3月期は前期比2.0円増配の10.0円配を予定
■株主還元策
デリカフーズホールディングス<3392>は株主還元策として、配当金と株主優待制度を導入している。配当金に関しては、配当原資確保のための収益力強化を図りながら、継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針とし、配当性向で20%程度を目安としている。2023年3月期は3期ぶりに黒字転換したこともあって、前期比3.0円増配の8.0円(配当性向16.9%)とした。2024年3月期も過去最高業績の更新が見込まれることから、同2.0円増配の10.0円(同21.7%)と、2期連続増配を予定している。
株主優待内容に関しては毎年9月末の株主に対して保有株数に応じて「青果日和」ブランドのオリジナル青果ボックスまたは同等分のQUOカードを贈呈し(200株以上400株未満の場合はクオカードのみ)、長期保有株主(3年以上継続して2,000株以上保有)に対しては、別途優待内容を付け加えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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提供:フィスコ