東京海上など損保株が軟調、大手4社が企業向け保険で価格調整の疑いと伝わる
東京海上ホールディングス<8766>やSOMPOホールディングス<8630>、MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725>が軟調に推移している。東京海上日動火災保険など大手損害保険各社が、企業向けの火災保険料について価格調整をした疑いがあるとして、金融庁が保険業法に基づく報告命令を出したことが分かったと、19日に報じられた。今後の事業への影響を懸念した売りが優勢となっている。
各メディアの報道によると、報告命令を受けたのは東京海上日動火災保険と損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険。大手企業に対する火災保険は1社単独での引き受けはリスクが高いことから、各社が契約を分担して引き受けているが、大手私鉄グループの保険料に関し、東京海上日動火災保険が主導する形で、価格調整が行われていた疑いがあるという。
出所:MINKABU PRESS
各メディアの報道によると、報告命令を受けたのは東京海上日動火災保険と損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険。大手企業に対する火災保険は1社単独での引き受けはリスクが高いことから、各社が契約を分担して引き受けているが、大手私鉄グループの保険料に関し、東京海上日動火災保険が主導する形で、価格調整が行われていた疑いがあるという。
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