愛三工が7連騰で5年1カ月ぶり高値圏、低PBR着目の資金に燃料電池領域での新規材料が加わる
愛三工業<7283>が7連騰。2018年5月以来、およそ5年1カ月ぶりの高値圏で推移している。同社はトヨタ自動車<7203>を主要取引先とする自動車部品メーカーで、トヨタ向けの生産回復が見込まれるなか、PBR(株価純資産倍率)が0.68倍と1倍を下回っており、低PBR銘柄に注目する投資家の資金流入が続く。加えて、前週末16日の取引終了後には、燃料電池部品の取引先であるマグネクス(東京都立川市)の株式取得と子会社化を発表。愛三工のクリーンエネルギー関連事業の更なる成長への思惑を広げる格好となったようだ。
マグネクスは表面処理、熱流体システムや水電解システムなどで高い技術・ノウハウを保有する。同社の子会社化により、愛三工はクリーンエネルギー関連事業の成長に向け、必要な技術の蓄積につなげる方針だ。
出所:MINKABU PRESS
マグネクスは表面処理、熱流体システムや水電解システムなどで高い技術・ノウハウを保有する。同社の子会社化により、愛三工はクリーンエネルギー関連事業の成長に向け、必要な技術の蓄積につなげる方針だ。
出所:MINKABU PRESS