東エレク、アドテストなど売り優勢、SOX指数軟調ながらラピダス追加支援期待で押し目買いも
東京エレクトロン<8035>アドバンテスト<6857>など半導体製造装置の主力銘柄は売りに押される展開。前週末の米国株市場では半導体関連株は総じて安くフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も続落、東京市場でも足もとで半導体セクターに逆風となっている。ただ、米株市場でエヌビディア<NVDA>は小幅ながらプラス圏を維持、生成AI関連で需要獲得が進む企業には引き続き投資資金の根強い買いが続いている。国内でもハイスペックの半導体製造装置を手掛けるメーカーへの押し目買い意欲は旺盛のようだ。西村経済産業相が18日に北海道の日の丸半導体新会社ラピダスの工場建設予定地を視察したが、インフラ整備への追加支援に前向きな姿勢が伝わっており、これも半導体周辺にポジティブな思惑を与えている。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS