トヨタなど自動車株が底堅い、目先強弱観対立もドル高・円安進行がポジティブ材料に
トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>など強弱観対立のなかも底堅さを発揮し、高値圏で売り物をこなしている。米金利上昇を背景に外国為替市場ではドル買いを誘発、足もとで1ドル=142円近辺まで円安が進んでいる。これを受けて、輸出セクターの中でも特に為替感応度の高い自動車セクターにとってはポジティブ材料となっている。トヨタは前週末こそ小幅反落したものの、ここにきて海外投資家とみられる投資資金の攻勢が活発化している。時価は昨年1月の高値水準に接近しており、戻り売り圧力も強まっているが、下値では押し目買い需要が旺盛のようだ。
出所:MINKABU PRESS
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