ニデックの前期中間配と株式取得、分配可能額超過で外部調査委員会を設置
ニデック<6594>はこの日の取引終了後、23年3月期の中間配当(1株35円)に関し、会社法及び会社計算規則により算定した分配可能額を超過していたことが判明したと発表した。株主に配当金の返還を求めるものではないという。同社は2日付で、外部調査委員会を設置した。
22年9月1日以降、23年3月31日までに信託契約にもとづいて信託銀行が実施した同社株式の取得についても、分配可能額を超過していた。会計監査人のPwC京都監査法人も見落とし、指摘できていなかったという。23年3月期の期末配当決定額(同35円)については、前期の分配可能額の範囲内であることを確認しており、これまでの開示の通りに実施する。調査の結果は判明次第、速やかに公表するとしている。
出所:MINKABU PRESS
22年9月1日以降、23年3月31日までに信託契約にもとづいて信託銀行が実施した同社株式の取得についても、分配可能額を超過していた。会計監査人のPwC京都監査法人も見落とし、指摘できていなかったという。23年3月期の期末配当決定額(同35円)については、前期の分配可能額の範囲内であることを確認しており、これまでの開示の通りに実施する。調査の結果は判明次第、速やかに公表するとしている。
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