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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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7613 シークス

東証P
1,156円
前日比
+13
+1.14%
PTS
1,160円
23:50 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.8 0.59 4.15 1.33
時価総額 583億円
比較される銘柄
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今週の「妙味株」一本釣り! ─ シークス


●シークス <7613>  【目標株価】2500円(26日終値1436円)

「欧州企業とのCASE取引拡大に期待」

 シークス <7613> [東証P]の23年12月期の最終利益は、償却費負担をこなしながら6期ぶりに最高益を更新する見通しだが、株価は18年3月の上場来高値2733円から50%程度切り下がった水準で推移しており、反騰期待が膨らむ。

 同社は電子機器の受託製造サービス(EMS)で国内最大手。12日に発表した23年12月期第1四半期(1-3月)の連結決算は、売上高が前年同期比13.8%増の717億2100万円、最終利益が同90.1%増の19億3900万円と大幅な増収増益だった。東南アジアと米州で、車載関連機器や産業機器向けが好調に推移したほか、円安効果も表れた。

 半導体の供給不足の問題が解消に向かうなか、世界的な自動車生産の回復基調は、同社の車載機器向け事業には追い風となる。また、シークスが重点施策として掲げる非日系顧客との取引拡大を巡っては、連結売上高に占める比率が直近で17.6%と、前期末の15.3%から上昇した。特に自動運転や電動化など「CASE」関連では、欧州の顧客との案件が世界各地で増加しているといい、成長への起爆剤を内包した状況だ。

 PBR(株価純資産倍率)は足もとで0.8倍台。PER(株価収益率)は8倍台後半と、バリュエーション面では割安感が意識される。株価は今年2月15日につけた年初来高値に接近すると、利益確定売りが出て伸び悩んだが、25日移動平均線と75日移動平均線のゴールデンクロス形成後は、上昇機運が強まりそうだ。


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