<動意株・24日>(大引け)=トヨカネツ、Jテック・C、ソシオネクスなど
トーヨーカネツ<6369>=新値追い。同社はきょう午後1時ごろ、6月2日付でスクラムソフトウェア(大阪市中央区)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表。これが新たな買い手掛かりとなっているようだ。スクラムソフトウェアは、物流・流通システムに特化したコンピューターシステムの設計・開発・製造・販売を手掛けている企業。スクラムソフトウェアが持つ倉庫管理システム(WMS)や輸配送管理システム(TMS)などのシステム開発力と、トヨカネツのマテリアルハンドリング設備を中心としたソリューション構築力を掛け合わせることで、両社が活躍するフィールドを更に広げ、ともに成長することができるとしている。
ジェイテックコーポレーション<3446>=後場切り返す。午後1時ごろ、日本医療研究開発機構(AMED)が公募した23年度「橋渡し研究プログラム(シーズF)」において、同社がその他参加機関として参加し提案した研究開発課題が採択されたと発表しており、好材料視されている。今回採択された研究開発課題「ヒト弾性軟骨デバイスを用いた小児顔面醜形に対する新規治療法の開発(令和5年度~令和9年度)」は、橋渡し研究支援機関として大阪大学、研究代表機関として東京大学、その他参加機関として同社及びその他関連大学、医療機関、再生医療会社が参加し提案されたもの。なお、同件による23年6月期業績への影響は軽微としている。
ソシオネクスト<6526>=最高値街道をまい進。SoC(システムオンチップ)の設計・開発及び販売を行うファブレス半導体企業。世界的にデジタルシフトが加速するなか、半導体も更なる高集積化が求められており、そのなかSoCに対するニーズが一段と高まっている。同社はその急先鋒として注目度が高く、業績も23年3月期の営業利益が前の期比で2.6倍化し217億1100万円と急拡大を果たした。今期は伸び率が鈍化する見通しながら、潜在的な成長力に対する期待が大きく、機関投資家とみられる買いが継続している。
ブイキューブ<3681>=大幅高。23日の取引終了後、ビデオ通話・ライブ配信用のSDK(ソフトウェア開発キット)「Agora」を、国内最大級のメタバースプラットフォームである「cluster」を運営するクラスター(東京都品川区)に提供したと発表した。事業への好影響を期待した買いが集まったようだ。
clusterにおいてユーザーに画面共有機能を提供するうえで、10万人規模でも低遅延で動画の送信が可能であり、実装も短時間・低コストで完了できるAgoraの利点が導入の決め手となったという。
ピアズ<7066>=動意。同社はデジタルトランスフォーメーション(DX)を活用したオンライン接客サービスなどに傾注しているが、23日取引終了後、ChatGPT、人工知能(AI)、量子技術を活用するクリエイティブ集団KandaQuantum(東京都千代田区)と資本・業務提携することを発表、これが新たに株価を刺激する材料となった。ピアズが手掛けている各事業へのChatGPTを始めとするAI活用などに関する提携としており、今後の業務効率化や業容拡大に対する期待が投資資金を呼び込んでいる。
岩崎通信機<6704>=年初来高値を更新。23日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、最終利益を5億円から13億円(前期11億8100万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。同日付で100%子会社groxiの全株式を6月30日をメドにエレコム<6750>へ譲渡すると発表しており、これに伴い関係会社株式売却益約8億円を特別利益として計上することなどが要因としている。groxiが連結対象から外れることにより、売上高は236億円から221億円(前期比3.5%減)へ下方修正したが、営業利益は影響は軽微として5億円(前期9億8300万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ジェイテックコーポレーション<3446>=後場切り返す。午後1時ごろ、日本医療研究開発機構(AMED)が公募した23年度「橋渡し研究プログラム(シーズF)」において、同社がその他参加機関として参加し提案した研究開発課題が採択されたと発表しており、好材料視されている。今回採択された研究開発課題「ヒト弾性軟骨デバイスを用いた小児顔面醜形に対する新規治療法の開発(令和5年度~令和9年度)」は、橋渡し研究支援機関として大阪大学、研究代表機関として東京大学、その他参加機関として同社及びその他関連大学、医療機関、再生医療会社が参加し提案されたもの。なお、同件による23年6月期業績への影響は軽微としている。
ソシオネクスト<6526>=最高値街道をまい進。SoC(システムオンチップ)の設計・開発及び販売を行うファブレス半導体企業。世界的にデジタルシフトが加速するなか、半導体も更なる高集積化が求められており、そのなかSoCに対するニーズが一段と高まっている。同社はその急先鋒として注目度が高く、業績も23年3月期の営業利益が前の期比で2.6倍化し217億1100万円と急拡大を果たした。今期は伸び率が鈍化する見通しながら、潜在的な成長力に対する期待が大きく、機関投資家とみられる買いが継続している。
ブイキューブ<3681>=大幅高。23日の取引終了後、ビデオ通話・ライブ配信用のSDK(ソフトウェア開発キット)「Agora」を、国内最大級のメタバースプラットフォームである「cluster」を運営するクラスター(東京都品川区)に提供したと発表した。事業への好影響を期待した買いが集まったようだ。
clusterにおいてユーザーに画面共有機能を提供するうえで、10万人規模でも低遅延で動画の送信が可能であり、実装も短時間・低コストで完了できるAgoraの利点が導入の決め手となったという。
ピアズ<7066>=動意。同社はデジタルトランスフォーメーション(DX)を活用したオンライン接客サービスなどに傾注しているが、23日取引終了後、ChatGPT、人工知能(AI)、量子技術を活用するクリエイティブ集団KandaQuantum(東京都千代田区)と資本・業務提携することを発表、これが新たに株価を刺激する材料となった。ピアズが手掛けている各事業へのChatGPTを始めとするAI活用などに関する提携としており、今後の業務効率化や業容拡大に対する期待が投資資金を呼び込んでいる。
岩崎通信機<6704>=年初来高値を更新。23日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、最終利益を5億円から13億円(前期11億8100万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。同日付で100%子会社groxiの全株式を6月30日をメドにエレコム<6750>へ譲渡すると発表しており、これに伴い関係会社株式売却益約8億円を特別利益として計上することなどが要因としている。groxiが連結対象から外れることにより、売上高は236億円から221億円(前期比3.5%減)へ下方修正したが、営業利益は影響は軽微として5億円(前期9億8300万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS