ASIAN STAR---1Qは2ケタ増収、不動産販売事業の売上高が大幅に増加
ASIAN STAR<8946>は12日、2023年12月期第1四半期(23年1月-3月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比15.7%増の4.67億円、営業損失は0.49億円(前年同期は0.34億円の損失)、経常損失は0.48億円(同0.31億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は0.51億円(同0.42億円の損失)となった。
不動産販売事業の売上高は前年同期比104.2%増の1.47億円、営業損失は0.04億円(前年同期は0.08億円の損失)となった。戸建て等の売上件数が改善した。
不動産管理事業の売上高は同4.3%増の1.43億円、営業利益は同61.0%増の0.23億円となった。中国における新型コロナウイルス感染防止対策による影響が徐々に緩和されつつあり、増収増益となった。
不動産賃貸事業の売上高は同0.0%減の0.98億円、営業利益は同27.8%減の0.16億円となった。売上は微減、営業利益は収益性の低下がみられた。
不動産仲介事業の売上高は同18.7%減の0.77億円、営業損失は0.06億円(同0.18億円の利益)となった。グループ内における組織変更を行った影響で減収となり、損益面では損失となった。
投資事業については、新型コロナウイルスの感染症の影響で投資案件が減少していることから、売上高、営業損失の計上はなかった。(前年同期も計上なし)。
2023年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比27.6%増の31.77億円、営業利益が同0.3%増の0.48億円、経常利益が同4.5%増の0.44億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同41.4%減の0.32億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ