CACHD Research Memo(7):2023年12月期の連結業績予想は前期比3.5%営業増益を見込む
■今後の見通し
CAC Holdings<4725>による2023年12月期の連結業績予想は、売上高が前期比4.2%増の50,000百万円、営業利益が同3.5%増の3,300百万円としている。セグメント別では、国内IT事業の売上高が同1.6%増の37,000百万円、セグメント利益が同0.9%増の2,500百万円、海外IT事業の売上高が同12.4%増の13,000百万円、セグメント利益が同12.5%増の800百万円を見込んでいる。連結子会社のCACマルハニチロシステムズが2023年4月から連結除外となる予定で、この影響は売上高で15~16億円、営業利益で20~30百万円と弊社では推定している。なお、上記要因を除く実質ベースでは、国内IT事業の売上高は順調に拡大する計画だ。また、海外IT事業はインド子会社の回復もあり、大幅な増収を見込んでいる。なお、海外IT事業の業績予想の前提となる為替レートは140円/米ドル(前期実績は130円/米ドル)としている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 永岡宏樹)
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提供:フィスコ