芙蓉総合リース---23年3月期増収・2ケタ増益、各段階利益は過去最高益を更新

芙蓉総合リース<8424>は10日、2023年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比4.7%増の6,886.55億円、営業利益が同12.0%増の515.61億円、経常利益が同13.2%増の596.99億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同14.9%増の389.39億円となった。各段階利益については連結会計年度の過去最高益を更新している。なお、中期経営計画の経営目標に設定している経常利益は6期連続で最高実績を更新している。

リース及び割賦の売上高は前年同期比3.3%増の6,118.63億円、セグメント利益は同12.0%増の366.79億円となった。契約実行高は前年同期比3.0%減の4,825.49億円となり、営業資産残高は前年度末比1.0%減の17,409.51億円となった。

ファイナンスの売上高は前年同期比18.4%増の262.08億円、セグメント利益は同12.6%増の186.05億円となった。契約実行高は同18.2%増の10,480.95億円となり、営業資産残高は前年度末比20.3%増の9,341.67億円となった。

その他の売上高は前年同期比16.2%増の505.83億円、セグメント利益は同15.1%増の101.06億円となった。契約実行高は同25.2%増の1.85億円となり、営業資産残高は前年度末比7.5%減の294.07億円となった。

2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.6%増の7,000.00億円、営業利益が同10.5%増の570.00億円、経常利益が同7.2%増の640.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.4%増の430.00億円を見込んでいる。

また、同日、最近の業績動向を踏まえ2023年3月期の期末配当金について、1株当たり配当金を前回発表予想から27.00円増配の185.00円とすることを発表した。

《AS》

　提供：フィスコ