ENEOSは今期増益転換や中計発表で買い、JX金属の上場準備開始も
ENEOSホールディングス<5020>が高い。午後1時ごろに24年3月期業績予想を発表。営業利益を前期比20.9%増の3400億円とし、2期ぶりに増益に転換する見通しとなったことが好感されている。
売上高は同10.8%減の13兆4000億円を見込む。配当予想は前期比据え置きの22円とした。同時に発表した23年3月期決算は、売上高が前の期比37.5%増の15兆165億円、営業利益が同64.2%減の2812億8500万円だった。原油高に伴う石油製品販売価格の上昇や円安進行で大幅増収となった一方、在庫影響により利益は減少した。
あわせて第3次中期経営計画(2023~25年度)を発表。中計期間に、在庫影響を除いた純利益の50%以上を配当・自社株買いに充てることや、配当額の下限を1株22円とする方針などを掲げた。このほか、子会社JX金属の東京証券取引所への上場準備を開始することを明らかにしており、これら発表も好感され買い優勢の展開となっている。
出所:MINKABU PRESS
売上高は同10.8%減の13兆4000億円を見込む。配当予想は前期比据え置きの22円とした。同時に発表した23年3月期決算は、売上高が前の期比37.5%増の15兆165億円、営業利益が同64.2%減の2812億8500万円だった。原油高に伴う石油製品販売価格の上昇や円安進行で大幅増収となった一方、在庫影響により利益は減少した。
あわせて第3次中期経営計画(2023~25年度)を発表。中計期間に、在庫影響を除いた純利益の50%以上を配当・自社株買いに充てることや、配当額の下限を1株22円とする方針などを掲げた。このほか、子会社JX金属の東京証券取引所への上場準備を開始することを明らかにしており、これら発表も好感され買い優勢の展開となっている。
出所:MINKABU PRESS