貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3679 じげん

東証P
535円
前日比
+4
+0.75%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.5 2.97 1.40 66.05
時価総額 598億円
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<動意株・11日>(前引け)=イーグル工、じげん、三社電機

 イーグル工業<6486>=上げ足一気に加速。今回の決算では自動車部品や車載機器など自動車業界向け製品を手掛けるメーカーの好調が目立っている。同社はNOK系のメカニカルシール(油封止部品)大手で自動車向けを主力としている。10日取引終了後に発表した23年3月期決算で、営業利益は前の期比23%増の92億6400万円と大幅な利益成長を達成した。続く24年3月期については前期比2.5%増の95億円見通しと保守的ながら、トップラインは7%の伸びを見込むなど増収基調を維持する見通しにあり、株価指標面でもPER10倍弱、PBRが0.6倍台と割安感が強いことで上値を見込む買いが優勢となった。なお、前期配当は従来計画に20円の大幅上乗せとなる70円(今期も70円配継続)とし、配当利回りが4.7%台と高いことも物色人気を助長している。

 じげん<3679>=物色の矛先向かいストップ高。同社は求人や旅行、不動産情報など一括で検索できる集約サイトを運営している。10日取引終了後に発表した23年3月期の営業利益は前の期比26%増の41億8000万円と大幅な伸びを達成し、過去最高利益更新となった。また、24年3月期も前期比27%増の53億円予想と高水準の利益成長が続く見通しで、これを手掛かり材料に上値を見込んだ買いを引き寄せている。なお、年間配当は前期4円(前の期実績は3円50銭)、今期5円と株主還元も強化している。

 三社電機製作所<6882>=人気急上昇。半導体モジュールや電源デバイスを製造するが、特にパワー半導体分野で高い商品競争力を有する。半導体、電源デバイスいずれも旺盛な需要を取り込み、足もとの業績は想定を上回って好調に推移している。同社が10日取引終了後に発表した23年3月期決算は営業利益が前の期比24%増の16億2900万円と従来計画から大幅に上振れて着地し、減益予想から一転大幅増益となった。更に続く24年3月期も同利益が前期比23%増の20億円と高水準の伸びが続く見通しにあり、これがポジティブサプライズとなって投資資金を呼び込む形となった。好業績を背景に株主還元も強化し、年間配当は前期が従来計画に5円上乗せした30円とし、今期は前期比10円増配となる40円を計画しており、これも物色人気を後押ししている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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