山田コンサルはカイ気配のまま新値圏突入、今期営業2割増益で過去最高更新し大幅増配へ
山田コンサルティンググループ<4792>は寄り付き大口の買い注文に商いが成立せず、気配値のまま株価を上昇させ、新高値圏に突入している。大手経営コンサルでM&A分野にも傾注、旺盛な企業のコンサルティング需要を取り込み足もとの業績は拡大基調を強めている。9日取引終了後に発表した23年3月期決算は営業利益が前の期比15%増の28億7100万円と2ケタ成長を達成、続く24年3月期も前期比22%増の35億円予想と伸びが加速する見通しとなった。今期は18年3月期以来6期ぶりの過去最高利益更新となる。好業績を背景に株主還元も強化し、年間配当は前期が従来計画の51円に5円増額し56円とし、今期は更に11円の大幅増配となる67円を計画、これも株価を強く刺激する格好となっている。
出所:MINKABU PRESS
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