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今日の為替市場ポイント:米長期金利の上昇を受けてドルは下げ渋る可能性


8日のドル・円は、東京市場では135円30銭まで買われた後、134円64銭まで下落。欧米市場では135円23銭まで買われた後、一時134円66銭まで反落したが、135円09銭で取引終了。本日9日のドル・円は主に135円を挟んだ水準で推移か。米長期金利の上昇を意識してドルは下げ渋る可能性がある。

米連邦準備制度理事会(FRB)が5月8日に公表した半期毎の金融安定性報告で「銀行の資金調達リスクは全体的に引き続き抑制されており、流動性は依然として十分な水準にある」との見解が提示された。また、「FRBは米国の銀行システムがその重要な役割を果たし続けると保証することにコミットしている」との見解も表明されており、この報告を受けて金融システムに対する市場の懸念は多少緩和された。

ただ、市場参加者の間からは「追加利上げや金融機関の融資基準厳格化によって資金需要は弱まり、複数の業種で業績悪化の可能性がある」との声が聞かれている。この動きは株式市場を圧迫するとの見方も出ており、米政策金利の高止まりによってドルは底堅い動きを維持するものの、主要株価指数はさえない動きが続く可能性がある。

《CS》

 提供:フィスコ

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