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4199 ワンダープラネット

東証G
770円
前日比
+4
+0.52%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
2.71
時価総額 20.0億円
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ワンプラ Research Memo(2):あらゆる壁を越えて誰もが楽しめるプロダクト・サービスを創造(1)


■会社概要

1. 沿革
ワンダープラネット<4199>は、スマートフォンを中心としたスマートデバイス向けアプリ・ゲームの企画、開発・運営、販売を行うエンターテインメントサービス事業を展開している。2012年9月に、現 代表取締役社長CEOの常川友樹(つねかわともき)氏が「楽しいね!を、世界中の日常へ。」というミッションを掲げて設立した。世界中の一人でも多くの人々の日常に、家族や友達と「楽しいね!」と笑いあえるひとときを届け、国・言語・文化・年齢・性別などあらゆる壁を越えて誰もが楽しめるプロダクト・サービスを創り、コミュニケーションを通じた「笑顔」を世界の隅々まで広げることを目指している。同社の社名は、「Worldwide」「Nagoya」「Developer」「Play」「Amazing」「Network」を組み合わせた造語で、創業からの想いを初志貫徹すべく、「世界中へ、名古屋から生まれた開発チームが、遊びごころあふれる驚きとワクワクを、広げていく。」という想いがこめられている。同社は地域に根ざした雇用を積極的に行っており、名古屋本社で勤務する従業員は東海三県の出身もしくは卒業生が多数を占める。

常川氏は、2001年に(株)フープスに入社後、サイバーエージェント<4751>元取締役が設立した会社のモバイル系スタートアップ企業の創業メンバー・執行役員を経て、2004年に(株)オープンキューブを創業し、代表取締役社長に就任した。自身が考案したWebサービスを多数展開した後、2012年に自身の出身地である名古屋で再び会社を創業することを決意し、オープンキューブが名古屋に開設したモバイルアプリケーション開発部門をMBOによって独立させる形で、同社を設立した。

同社は当初、ゲームづくり未経験の開発者たちが集まりゲーム開発を行っており、何度も失敗や危機を乗り越えながらもヒット作になかなか恵まれない状況が続いていたが、2015年7月にリリースした自社開発のオリジナルタイトル「クラッシュフィーバー」が初のヒット作品となった。同タイトルは現在、日本版に加え繁体字版や英語版の運営に行うロングタイトルとなっている。その後、2018年3月には自社開発のIPタイトルである「ジャンプチ ヒーローズ」をリリースし、現在は日本版、繁体字版の運営を行う。2021年6月に、東京証券取引所マザーズ市場へ上場(2022年4月の同市場区分見直しに伴いグロース市場へ移行)し、2022年7月に世界同時運営のオリジナルタイトルとして、「アリスフィクション」を新たにリリースした。現在、コンシューマー系ゲーム開発会社との共同事業で新規タイトル開発を準備している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 欠田耀介)

《YI》

 提供:フィスコ

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