<注目銘柄>=Hamee、プラットフォーム事業好調続く
Hamee<3134>は今年に入ってから上昇基調にあるが、収益性改善に対する評価はまだ不十分との見方が強く、更なる上値を目指す展開が期待できる。
同社は、クラウド型EC事業支援システム「ネクストエンジン」やコンサルティングなどを展開するプラットフォーム事業と、スマートフォン用ケース「iFace」などを販売するコマース事業が2本柱。3月16日に発表した第3四半期累計(22年5月~23年1月)の連結営業利益は11億6900万円(前年同期比37.6%減)で、収益基盤であるコマース事業が苦戦したほか、先行投資が続いているため減益を余儀なくされた。ただ、「ネクストエンジン」や、自治体向けにふるさと納税業務をサポートする「ロカルコ」などの好調や、サーバー費用や人件費の削減が進んだプラットフォーム事業の好調や、グローバル事業における一部商品の製造権及び販売権の取得なども寄与し、全体の収益改善が進んだ。
23年4月期通期では営業利益10億1400万円(前期比53.9%減)を見込むが、第3四半期時点で既に通期計画を上回り、またプラットフォーム事業の好調なども寄与するため、14億円強に上振れるとの見方が強い。24年4月期はこれらに加えて、ゲーミングモニターの販売地域拡大なども寄与するとみられ、営業利益18億円以上を見込む調査機関もある。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は、クラウド型EC事業支援システム「ネクストエンジン」やコンサルティングなどを展開するプラットフォーム事業と、スマートフォン用ケース「iFace」などを販売するコマース事業が2本柱。3月16日に発表した第3四半期累計(22年5月~23年1月)の連結営業利益は11億6900万円(前年同期比37.6%減)で、収益基盤であるコマース事業が苦戦したほか、先行投資が続いているため減益を余儀なくされた。ただ、「ネクストエンジン」や、自治体向けにふるさと納税業務をサポートする「ロカルコ」などの好調や、サーバー費用や人件費の削減が進んだプラットフォーム事業の好調や、グローバル事業における一部商品の製造権及び販売権の取得なども寄与し、全体の収益改善が進んだ。
23年4月期通期では営業利益10億1400万円(前期比53.9%減)を見込むが、第3四半期時点で既に通期計画を上回り、またプラットフォーム事業の好調なども寄与するため、14億円強に上振れるとの見方が強い。24年4月期はこれらに加えて、ゲーミングモニターの販売地域拡大なども寄与するとみられ、営業利益18億円以上を見込む調査機関もある。(仁)
出所:MINKABU PRESS