きちりホールディングス---ChatGPTを用いた対話型AI接客の実証実験を開始
きちりホールディングス<3082>は24日、子会社である株式会社レストランXが運営する「客席のないレストラン」において、対話型人工知能(AI)システム「ChatGPT」を用いた新しいAI接客の実証実験を2023年5月22日より開始することを発表した。
今回の実証実験は、コロナからの回復期を迎えている飲食業界において慢性化している人手不足に対応することなどを目的としており、ディスプレイ上でAIスタッフが顧客対応をしていく。AI接客スタッフは、顧客の好みに合わせた商品を提案するだけでなく、店舗のコンセプトや専用アプリの紹介、近隣の街情報の提供なども実施。これらにより、注文対応のみならず、待ち時間にもAIスタッフとの会話を楽しめるよう運用実験を実施していく方針だ。将来的には、今回の実証実験の成果を全社的な業務効率化につなげていく。
《SI》
提供:フィスコ