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話題株ピックアップ【昼刊】:スカイマーク、ANAHD、JR東日本

■スカイマーク <9204>  1,170円  +85 円 (+7.8%)  11:30現在
 スカイマーク<9204>は急反騰。同社の株価は2月初旬に年初来高値1487円をつけてから、一貫して下値を探る展開を余儀なくされ、前週末21日には年初来安値1058円をつけるなど大底圏に売り込まれていた。しかしきょうは、満を持して底入れ反転の動きをみせている。昨年12月に再上場してマーケットの視線を集めた経緯があるが、羽田発着の国内線を主力とし、脱コロナに伴う旅客需要回復で23年3月期は営業損益の黒字化を見込む。インバウンド特需が期待される一方、燃料コストの上昇も単価引き上げにより吸収する方向にあり、業績立て直しに向けた期待が募っている。

■藤田観光 <9722>  3,460円  +170 円 (+5.2%)  11:30現在  東証プライム 上昇率10位
 藤田観光<9722>は大幅反発、一時185円高の3475円まで上値を伸ばす場面があった。2月1日につけた年初来高値3455円を約3か月ぶりに更新した。同社は「椿山荘」で有名な観光業界の老舗企業であり、ここ急速人気化しているワシントンホテル<4691>の大株主としても知られる。新型コロナウイルスの影響で業績は22年12月期まで3期連続の営業赤字を強いられていたが、足もとは回復色をみせている。23年12月期はインバウンド特需の復活で4期ぶりの赤字脱却が有力視される状況にある。

■ANAホールディングス <9202>  2,930円  +79 円 (+2.8%)  11:30現在
 ANAホールディングス<9202>は大幅反発している。前週末21日の取引終了後、集計中の23年3月期連結業績について、営業利益が950億円から1200億円(前の期1731億2700万円の赤字)へ、純利益が600億円から890億円(同1436億2800万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。日本の水際対策の緩和によりビジネス需要や訪日需要の回復が進み、国際線旅客収入が堅調に推移した一方、国際線貨物収入は伸び悩んだことから売上高は1兆7100億円(前の期比67.6%増)の従来予想を据え置いた。ただ、燃油市況が計画を下回ったことや為替が円高に推移したこと、更にコストマネジメントの徹底により費用が減少したことなどから利益は計画を上回った。

■ミツウロコG <8131>  1,348円  +36 円 (+2.7%)  11:30現在
 ミツウロコグループホールディングス<8131>は年初来高値更新。前週末21日の取引終了後に23年3月期業績予想の修正を発表し、営業利益を78億円から120億円(前の期8億1900万円)へ大幅に引き上げた。あわせて、配当予想を32円から37円(前の期25円)に増額修正しており、これらが好感されている。中核事業の一つである電力事業で、電源調達先の分散化や販売価格の改善に取り組んだことが奏功する見通し。また、第4四半期に電力仕入れ調達価格が当初想定を下回る見込みとなったことも寄与する。売上高については3400億円から3200億円(前の期比28.0%増)に見直した。

■伊藤米久HD <2296>  732円  +15 円 (+2.1%)  11:30現在
 伊藤ハム米久ホールディングス<2296>が5日続伸し、年初来高値の更新が視野に入った。前週末21日の取引終了後、23年3月期の連結業績に関し、最終利益が150億円から170億円(前の期比11.1%減)に上振れて着地したようだと発表し、株価の支援材料となったようだ。売上高は9000億円から9220億円(同7.9%増)に上振れる見込みのようだ。行動制限の緩和などを背景に、外食向けの食肉販売の回復に加え、加工食品の販売数量が想定を上回ったことが奏功する。

■パーソルHD <2181>  2,750円  +54 円 (+2.0%)  11:30現在
 パーソルホールディングス<2181>が反発している。前週末21日の取引終了後、自社株350万5000株(発行済み株数の1.48%)を4月28日付で消却すると発表したことが好感されている。なお、消却後の発行済み株数は、2億3319万9861株となる予定だ。

■JR東日本 <9020>  7,782円  +127 円 (+1.7%)  11:30現在
 JR東日本<9020>、JR西日本<9021>、JR東海<9022>などJR各社が軒並み年初来高値に買われたほか、東武鉄道<9001>、東急<9005>、京成電鉄<9009>、富士急行<9010>など私鉄株も一斉高となるなど、電鉄セクターへの買いが目立っている。訪日外国人観光客の急増に加え、国内ではこれからゴールデンウィークを迎えることで、リオープン(経済再開)環境下でのレジャー需要の高まりが期待される状況となっている。電鉄各社はホテルやテーマパークなども横軸展開しているケースが多く、今の経済環境は強力な収益追い風局面として意識されているようだ。

■バイタルKS <3151>  958円  +13 円 (+1.4%)  11:30現在
 バイタルケーエスケー・ホールディングス<3151>が堅調な動き。前週末21日の取引終了後、集計中の23年3月期連結業績について、売上高が5673億円から5793億円(前の期比0.4%増)へ、営業利益が19億4000万円から24億4000万円(同17.1%減)へ、純利益が44億円から48億6000万円(同1.9%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。新型コロナウイルス感染症関連の医療用医薬品や医療機器、臨床検査試薬などの販売が堅調に推移したという。また、グループの一部の取引先において、取立不能の恐れが生じたとして貸倒引当金を計上していたが、該当する債権の一部を回収できる見込みとなり、貸倒引当金の戻し入れを行ったことも寄与する。

■GMO-FH <7177>  615円  +7 円 (+1.2%)  11:30現在
 GMOフィナンシャルホールディングス<7177>が上昇し、年初来高値を更新した。前週末21日の取引終了後、23年12月期第1四半期累計(1~3月)の連結決算の速報値を発表した。営業収益は前年同期比15.6%増の136億7100万円、営業利益は同6.3%増の36億800万円、経常利益は同5.1%増の38億5600万円となった。増収・経常増益で着地したことを好感した買いが入ったようだ。店頭FXの収益性が大きく改善したほか、CFD(差金決済取引)収益も高水準で推移した。なお、タイで証券事業を展開する子会社において貸倒引当金繰入額を追加で計上した。最終利益は同7.0%減の22億5800万円となった。

■東京製鐵 <5423>  1,359円  -82 円 (-5.7%)  11:30現在  東証プライム 下落率トップ
 東京製鐵<5423>が4日ぶり急反落。前週末21日の取引終了後、23年3月期の単体決算にあわせ、24年3月期の業績見通しを開示した。今期の売上高は前期比6.6%増の3850億円の一方、最終利益は同31.9%減の210億円を見込む。最終減益の計画を嫌気した売りが優勢となったようだ。年間配当は同横ばいの40円を予定する。今期の国内の鋼材需要は引き続き堅調に推移するとみる一方、主原料・諸資材価格の高止まりなどが懸念されるといい、コストダウンを図り競争力の強化を目指す。23年3月期の決算は、売上高が前の期比33.4%増の3612億4500万円、最終利益は同3.4%減の308億4800万円だった。製品出荷数量の増加と、出荷単価の上昇により売上高は過去最高となった。半面、鉄スクラップやエネルギー・諸資材の購入価格の高騰が響いたほか、繰り延べ税金資産の取り崩しに伴い、税金費用が増加した。

■リソー教育 <4714>  304円  -14 円 (-4.4%)  11:30現在  東証プライム 下落率3位
 リソー教育<4714>は安い。前週末21日の取引終了後に従来の配当方針を変更し、配当性向50%以上をメドとして検討・実施することを基本方針にすると発表。あわせて、従来未定としていた24年2月期配当予想を前期比6円減の10円とする見通しを示しており、これが嫌気されている。同時に、26年2月期を最終年度とする新中期経営計画の策定を明らかにした。主力の個別指導塾「TOMAS」での価格改定など各種取り組みを進め、最終年度に売上高395億円(今期予想340億円)、営業利益40億円(同30億円)を目指す。

■西松屋チェーン <7545>  1,618円  -30 円 (-1.8%)  11:30現在
 西松屋チェーン<7545>が反落している。前週末21日の取引終了後に発表した4月度(3月21日~4月20日)の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比1.7%減と3カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気されている。春物衣料や育児・服飾雑貨は好調に推移したものの、期間の後半に前年と比較して気温の低い日が多く、夏物衣料の売上高が前年を下回った。なお、全店売上高は同0.9%増だった。

■三井住友建設 <1821>  387円  -5 円 (-1.3%)  11:30現在
 三井住友建設<1821>が3日ぶりに反落した。前週末21日の取引終了後、23年3月期の連結業績に関し、最終赤字額がこれまでの見通しの205億円を上回る259億円となったようだと発表し、嫌気されたようだ。前の期は70億2200万円の最終赤字だった。国内土木工事が順調に進捗したことを受け、23年3月期の売上高は計画の4550億円から4570億円(前の期比13.3%増)に上振れて着地した見込み。半面、現在施工中の工場製作部材を使った急速施工工法を採用する国内大型建築工事において、施工図面の作成遅れなどにより工程遅延が発生した。また、一部部材が工場検査で不合格となり更なる工程遅延が発生するなか、部材生産ラインの増強と品質確保のための追加費用、工程回復費用などが発生する見込みとなったという。

■プリマハム <2281>  2,278円  -14 円 (-0.6%)  11:30現在
 プリマハム<2281>が反落している。前週末21日の取引終了後、集計中の23年3月期の連結業績について、売上高が4320億円から4307億円(前の期比2.4%増)へ、営業利益が110億円から97億円(同30.9%減)へ、純利益が73億円から45億円(同53.7%減)へ下振れて着地したようだと発表したことが嫌気されている。原材料及びエネルギーコストの上昇が続くなか、価格転嫁に時間を要している商品があることに加えて、有形固定資産、のれんなどの減損損失の発生が響いた。

■東京衡機 <7719>  292円  +80 円 (+37.7%) ストップ高買い気配   11:30現在
 東京衡機<7719>が大口の買い注文に急動意。短期資金の攻勢でカイ気配となり大きく切り返す展開。同社は試験機メーカーでエンジニアリング事業も育成している。前週末21日取引終了後、CAEソフトウェアの開発や受託解析を手掛ける理研発ベンチャー企業の先端力学シミュレーション研究所(東京都文京区)と業務提携することを発表した。これによる業容拡大効果を期待した買いを呼び込んでいる。なお、足もとの業績も底入れ局面にあり、24年2月期営業利益は前期比7割増益を見込んでいる。

■グッドパッチ <7351>  856円  +150 円 (+21.2%) ストップ高買い気配   11:30現在
 グッドパッチ<7351>がカイ気配スタートで気配値を切り上げ、4日ぶりに急速に切り返す展開をみせている。同社は企業のWebデザイン支援事業を主力展開しているが、前週末21日取引終了後、サイバーエージェント<4751>とデジタルトランスフォーメーション(DX)支援領域での業務提携を発表した。更に、サイバーを割当先とする第三者割当増資を実施することも併せて発表している。株数は71万7300株で発行価格は697円で行う。これがポジティブサプライズとなり、投資資金が一気に流入する格好となっている。

■東京自働機械製作所 <6360>  2,309円  +400 円 (+21.0%) ストップ高買い気配   11:30現在
 東京自働機械製作所<6360>がストップ高の2309円水準でカイ気配となっている。前週末21日の取引終了後、集計中の23年3月期単独業績について、売上高が110億円から133億600万円(前の期比50.9%増)へ、営業利益が5億5000万円から9億8500万円(同2.6倍)へ、純利益が4億5000万円から7億9900万円(同2.1倍)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。包装機械、生産機械の両事業とも堅調に推移しており、特に生産機械事業で海外特定顧客向けの受注が大幅に増加したことが要因としている。

■nms <2162>  545円  +80 円 (+17.2%) ストップ高   11:30現在
 nms ホールディングス<2162>が急伸し、ストップ高水準となる前週末比80円高の545円をつけた。その後、同水準でカイ気配となっている。この日、新たな中期経営計画を発表した。26年3月期に売上高を1000億円(23年3月期見通しは792億円)、営業利益を42億円(同13億7000万円)、年間配当を28円(同6円)とする目標を掲げた。事業の拡大計画と株主還元姿勢を評価した買いが集まったようだ。HS(ヒューマンソリューション)事業の成長や、北米EMS(エレクトロニクスマニュファクチャリングサービス)事業の業績寄与などを見込む。独自性のあるビジネスモデルの特長を最大化し、売上高と利益の継続的な成長を計画する。

●ストップ高銘柄
 Welby <4438>  620円  +100 円 (+19.2%) ストップ高   11:30現在
 朝日ラバー <5162>  638円  +100 円 (+18.6%) ストップ高   11:30現在
 など、7銘柄

●ストップ安銘柄
 アースインフィニティ <7692>  959円  -300 円 (-23.8%) ストップ安売り気配   11:30現在
 サイバーステップ <3810>  591円  -150 円 (-20.2%) ストップ安   11:30現在
 アジア開発キャピタル <9318>  1円  0 円 (0.0%) ストップ安売り気配   11:30現在
 など、3銘柄

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