マネフォが大幅に5日続伸し年初来高値を更新、第1四半期最終赤字幅は計画比縮小
マネーフォワード<3994>は大幅高で5連騰。上昇率は一時17%を超え、年初来高値を更新した。前週末14日の取引終了後、23年11月期第1四半期(22年12月~23年2月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比42.8%増の67億9100万円と大幅な増収となった。最終損益の赤字額は17億500万円と、前年同期(16億6800万円の赤字)から拡大しながらも、これまでの予想(20億8500万円から25億8500万円の赤字)に対して赤字幅は縮小して着地した。これが売り方の買い戻しを誘う格好となって株高に弾みがつき、株価は6000円台に乗せる場面があった。
「マネーフォワード クラウド」の法人向けでの導入が好調に推移した。また「マネーフォワードビジネスカード」の決済額が想定以上に増加。ストック型及びフロー型の収益が計画を上回ったことに加え、「マネーフォワード ME」の課金ユーザー数が大幅に増加したことなども寄与した。利益面では、採用の進捗が想定を下回ったことや、マーケティング費用を抑制したことが押し上げ効果となって表れたほか、計上時期として第1四半期に予定していた本社オフィスの増床に関連する費用が、第2四半期(3~5月)での計上見込みとなったことなども寄与した。
出所:MINKABU PRESS
「マネーフォワード クラウド」の法人向けでの導入が好調に推移した。また「マネーフォワードビジネスカード」の決済額が想定以上に増加。ストック型及びフロー型の収益が計画を上回ったことに加え、「マネーフォワード ME」の課金ユーザー数が大幅に増加したことなども寄与した。利益面では、採用の進捗が想定を下回ったことや、マーケティング費用を抑制したことが押し上げ効果となって表れたほか、計上時期として第1四半期に予定していた本社オフィスの増床に関連する費用が、第2四半期(3~5月)での計上見込みとなったことなども寄与した。
出所:MINKABU PRESS