株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

0951 ユーロ/円

指数
163.22
前日比
+1.16
+0.72%
比較される銘柄
米ドル/円, 
日経平均, 
NYダウ
業績
単位
-株
PER PBR 利回り 信用倍率
時価総額

銘柄ニュース

戻る
 

欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米金利高も明日のインフレ指標を見極め


11日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。前週末の米雇用統計を受け、引き締め継続への期待感から米金利高・ドル高の見通し。ただ、明日発表の米消費者物価指数(CPI)を見極める展開で、一段のドル買いは手控えられよう。

植田和男日銀総裁は前日の就任記者会見で、金利を大幅に引き上げる状況ではないと指摘。また、イールドカーブ・コントロールやマイナス金利を維持するとの緩和維持の見解を受け、円売りが先行した。また、7日の米失業率の低下について市場は雇用情勢の改善と受け止め、米金利高・ドル高の展開に。ただ、本日アジア市場で米長期金利がやや低下し、ドル買いは後退。ドル・円は133円前半から半ばを中心に推移した。

この後の海外市場は具体的な手がかりが乏しく、米金利にらみとなろう。次回連邦公開市場委員会(FOMC)に向け利上げ休止の観測が弱まるなか、0.25%の利上げを見込んだ金利高・ドル高に振れやすい。また、日銀の緩和継続方針で円売りが主要通貨を押し上げる展開が続くだろう。ただ、明日の米CPIはコア指数が前回を上回ると予想されるためドルは売りづらいものの、内容を見極めようと一段のドル買いは抑えられるとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・2月小売売上高(前月比予想:-0.8%、1月:+0.3%)
・02:00 米財務省・3年債入札
・02:30 グールズビー米シカゴ連銀総裁講演(シカゴエコノミッククラブ)

《CS》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均