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NY株式:米国株式市場はまちまち、ディフェンシブ銘柄が下支え


ダウ平均は80.34ドル高の33,482.72ドル、ナスダックは129.46ポイント安の11,996.86で取引を終了した。

ADP雇用統計やISM非製造業景況指数が冴えず、追加利上げへの警戒感が後退し、寄り付き後、上昇。その後、クリーブランド連銀のメスター総裁が利上げ軌道維持を支持する姿勢を示すと一時ダウ平均は下落に転じた。しかし、景気減速に備えたデイフェンシブ銘柄の買いが下支えとなり、プラス圏を回復。一方で、ハイテクは需要鈍化懸念から売りが続き、ナスダック総合指数は終日軟調に推移、主要株価指数はまちまちで終了した。セクター別では公益事業やヘルスケア機器・サービスが上昇した一方で、自動車・自動車部品が下落。

ディスカウント小売りのウォルマート(WMT)はディフェンシブ銘柄としての買いや同社のサプライチェーンの自動化計画、見通し据え置きを好感した買いで上昇。製薬会社のジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ)は発がん性を疑う同社製べビーパウダー訴訟を巡り89億ドルの和解金支払い、子会社が申請する破産法に基づく会社更生手続きに法的責任を含めるあらたな計画を明らかにし、買われた。運送会社のフェデックス(FDX)は主要な2つの配送網を統合し40億ドルのコスト削減や利益率向上をはかる計画に加え、増配計画を発表して上昇。加工食品メーカーのコナグラ・ブランズ(CAG)は四半期決算で内容が予想を上回ったほか、見通し引き上げが好感されて買われた。ヘルスケア関連のユナイテッド・ヘルス(UNH)やシグナ(CI)はアナリストの投資判断引き上げでそれぞれ上昇。地銀のファースト・シチズン(FCNCA)もシリコンバレー銀の資産買収がより高い質の収益につながると、アナリストが同社の投資判断を2段階引き上げ上昇した。一方で、同業のウェスタン・アライアンス(WAL)は最新の財務情報開示で預金残高に関する詳細を示さなかったため預金の流出加速が警戒され、下落した。

クリーブランド連銀のメスター総裁は金利が5%を上回るとの見通しを維持した。

(Horiko Capital Management LLC)

《YN》

 提供:フィスコ

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