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ダウ先物は小幅安 経済指標は景気後退の可能性を示唆も、早期利上げ停止観測も強まる=米国株

米株価指数先物(6月限)(NY時間08:45)
ダウ先物 33533(-44.00 -0.13%)
S&P500 4120.50(-8.50 -0.20%)
ナスダック100先物 13205.50(-13.50 -0.10%)

 米株価指数先物市場でダウ先物は小幅安で推移。米株式市場では、今週これまで発表になっている米経済指標を受けて景気減速への懸念が高まっている。前日発表の米求人件数が予想を大きく下回り、2021年5月以来の1000万人を割り込んだ。金曜日には米雇用統計が発表になるが、雇用増加がより控えめなものになるとの見方も出ている模様。日本時間21時半に発表された3月のADP雇用統計は雇用者数が14.5万人増と予想を大きく下回った。

 経済指標は景気後退の可能性を示唆しているが、一方でFRBの早期利上げ停止観測は強まっている。「これは通常、株にとってプラスに働くが、懸念されるのは、FRBがインフレとの闘いを終える前に退却せざるを得なくなるリスクがあること。経済が縮小しているのに物価は上昇し続けるという、最悪のスタグフレーションに陥るリスクがある」との声も聞かれる。

 市場はFRBがあと1回利上げを実施して、今回の利上げサイクルを一旦停止。FRBは否定しているが、早ければ夏以降に利下げのシナリオを織り込む動きも出ている。週初に発表の経済指標はその観測を正当化する内容で、週末の米雇用統計に向けて経済指標がさらにその観測を強化するか注目しているようだ。本日はこのあと日本時間23時にISM非製造業景気指数が発表される。

 景気後退への懸念が金利低下への期待を後押しし、ここ数週間のIT・ハイテク株などの成長株は上昇しいる。市場からは「成長株の評価は依然として高く、消費財や公益事業など、よりディフェンシブなセクターのほうが好ましい」との指摘も出ている。また、米国以外の資産も推奨しているようだ。

 ジョンソン&ジョンソンが上昇。前日引け後にタルク粉に関連するすべての癌訴訟の解決するために89億ドルを支払うことに合意したと発表した。

 ウェスタン・アライアンス・バンコープ<WAL>が決算を受け下落。アナリストは「預金残高が明示されなかったことが投資家にとって不満だった」と指摘。

(NY時間08:54)時間外
ジョンソン&ジョンソン(J&J)<JNJ> 163.24(+4.75 +3.00%)
ウェスタン・アライアンス<WAL> 31.05(-2.47 -7.37%)

アップル<AAPL> 165.20(-0.43 -0.26%)
マイクロソフト<MSFT> 286.39(-0.79 -0.28%)
アマゾン・ドット・コム<AMZN> 104.02(+0.07 +0.07%)
アルファベット<GOOG> 106.26(+1.14 +1.08%)
テスラ<TSLA> 191.36(-1.22 -0.63%)
メタ・プラットフォームズ<META> 214.70(-0.02 -0.01%)
AMD<AMD> 94.64(-1.23 -1.28%)
エヌビディア<NVDA> 269.10(-5.43 -1.98%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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